1ヶ月ぶりの石巻での活動。今回の活動は今までの災害ボランティア活動の中で最も作業負荷が小さかった。作業時間は実質2時間半程度。全力を尽くさなくてもその日のノルマをこなせたことで、(このエリアでの)災害ボランティア活動も次のフェーズに入ったことを感じた。しかし初夏の日差しは暑かった。
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東日本大震災 ボランティア活動の記録@東松島 2011.6.5
普段私は災害ボランティア活動のことを「ちょっとだけ遠出する町内会の催し」と表現することがあるのだが、今回は完全に「町内会の催し」に組み込まれる形での活動になった。
それはどこかなつかしい体験であり、わたしにとって楽しい思い出として刻まれた。
東日本大震災 ボランティア活動の記録@石巻 2011.5.29
芸能人たちがこぞって炊き出しに訪れることで有名な宮城県石巻市。自衛隊の拠点があったことや様々な条件が重なり被災地の中でも復興のスピードが速いと言われている。
確かに釜石や久ノ浜に比べれば、道に横たわる瓦礫の量は多少少なく、細い小道にも重機の姿が見られ復旧の進展が形となって表れている。だがやはり被災地は被災地、ボランティアの助けが必要な事には変わりなかった。
東日本大震災 ボランティア参加方法
たった3日間という短い期間ですが、東北へ災害ボランティアに参加したこともあって、最近「ボランティアに行きたいと思ってネットとか調べるんだけど、どうやって行くのがいいのかよく分からない」という声をよく耳にするようになりましたので、(特に東京を中心とした首都圏在住者の)初めて震災ボランティアに参加する方のために向けた情報をご紹介したいと思います。
東日本大震災 ボランティア活動の記録@いわき市久ノ浜 2011.5.7-8
東京電力福島第一原子力発電所から約30キロのところにある町、福島県いわき市久ノ浜で2日間災害ボランティア活動を行ってきた。
東日本大震災 ボランティア活動の記録@釜石
「この河川敷が、みなさんの本日の活動場所になります」
釜石ボランティアセンターのスタッフは、釜石市内の中心を横断する甲子川にかかる大渡橋近くの河川敷で、東京から訪れた48人のボランティアたちにそう告げた。
東京からバスに揺られること約7時間。たどり着いたその先で告げられたのは、瓦礫が散乱した、またはヘドロが堆積した見るからに被害の大きな「特別な場所」ではなく、どこにでもありそうで、東京であればもっと荒れている場所はいくらでもある「普通の河川敷」の清掃だった。
そのことはボランティアたちに少なからずショックを与えた。「わざわざ東京から来たのに“誰にでもできる”掃除だなんて、ひょっとして客扱いされているのか?」そんな心の声が聞こえてきてもおかしくなかった。
しかしながら、この「河川の清掃」作業は、ボランティアセンターのスタッフの深い考えがあって私たちに割り当てられた作業だった。清掃終了後このボランティアセンターの判断が正しかったことを、ボランティアたちは自らの「成果」を通して知ることになる。
そして「なぜ、48名の大所帯のボランティアに河川の清掃業務が割り当てられたのか?」という疑問を突き詰めていくと、メディアが伝えきれない被災地の「今」直視しなければならない課題が、私たちの目の前に現れてきたのだった。