[Live] The Chemical Brothers フジロックフェスティバル'07 2007.7.29

ケミカル・ブラザーズは、おそらくこれまで最も多くのステージを観たアーティストのうちの1つで、正直この年のフジロックでは全く期待していなかったアーティストだった。このステージを観たのも積極的な理由ではなく、ホワイトステージに出演予定のフィッシュボーンがキャンセルしたため、という非常に消極的な理由だった。

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フジロックフェスティバル2008

2日間の晴天に恵まれ、全体を通しては過ごしやすかった今年のフジロック。ただ出演者に華が足りないのがなんとなく消化不良な気分になっている原因でしょうか。ただやっぱり、名前に力はなくても出演者の個々の演奏スキルは素晴らしいものがあったと思う。JAKOB DYLAN OF THE WALLFLOWERSmice parade がベストですかね。GOTYEFAOLS も良かった。

7/25 金曜日

  • RODRIGO Y GABRIELA
  • MIDNIGHT JUGGERNAUTS
  • THE PRESIDENTS OF THE UNITED STATES OF AMERICA
  • THE WHIGS
  • JAMIE LIDELL
  • TRAVIS
  • BLOC PARTY
  • mice parade
  • Bootsy Collins Tribute to the Godfather of Soul 第1部だけ
  • my bloody valentine

7/26 土曜日

  • 凛として時雨
  • NGO ヴィレッジ トーク【六ヶ所村の真実】出演:Shing02、鎌仲ひとみ
  • THE FUMES
  • GOTYE
  • ROGER JOSEPH MANNING JR.
  • The Birthday
  • LETTUCE
  • SPARKS
  • SIMPLE PLAN
  • EROL ALKAN
  • SWITCH

7/27 日曜日

  • DOUBLE FAMOUS
  • WRENCH
  • JAKOB DYLAN OF THE WALLFLOWERS
  • FOALS
  • THE GO!TEAM
  • ELLEGARDEN
  • BEAT CRUSADERS
  • CSS
  • PRIMAL SCREAM
  • NEON NEON

[fujirock] Gotye – Hearts a Mess

「オーストラリアのベック」と呼ばれているらしいが、男性版(少し前の)ビョークもしくは、ワールドミュージックのエッセンスの薄いピーター・ガブリエルといった、ファルセットが切ないアーティスト。この曲以外にも曲1つひとつのクォリティは秀逸なのでフジの中でのどんなパフォーマンスを見せてくれるのか大変たのしみ。

7/26(土)14:00@レッドマーキーに集合!ですね。

[fujirock2008] NEON NEON

スーパーファレリー・アニマルズのサマソニへの参加が決まり意気消沈していたところにフジロックへの参加が決まったVo.グリフが参加するユニットNEON NEON。

極めて明快な80年代テイストのエレポップ&グリフのダンディ・ボイスが見事にパッケージングされたパフォーマンスは必見。いまのところ今年のフジで一番期待しているアーティスト。

photo
Stainless Style
Neon Neon

by G-Tools , 2008/06/13

それにしても都内だというのにアルバム売ってなさ過ぎ。音楽産業のいまをまた痛感しました。

フジロック2007 3日目

先週いろいろあったのトーンダウンしてフジ3日目の日記をUPします。

ひさびさの晴天続きのフジロック。いよいよ3日目を迎えます。
会場に到着するとハラも減っているので、苗場食堂で白いご飯・みそ汁・筍マヨネーズと日本人の朝らしい組み合わせの朝食をいただく(写真撮り忘れた)。

KICX3136

朝食を取った後は、グリーンで朝一発目のアーティストとしてSOIL&”PIMP”SESSIONS を見て、その後やっぱり肉的なものが食べたくなったので、定番のもち豚串を買ってオアシス内をうろついていると、GANBANのテントの方からステキな音楽が聞こえてきたので、音楽に誘われてその方向に向かってみると、Paul Steel がインストアライブをやっていたので、レッドマーキー朝1発目のステージを見ればよかったと後悔しつつライブを見ていると、サイン会の整理券がまだあるということだったので、限定版の絵本型ジャケットのCDを買って、メンバーのサインをもらってしまった。(ミーハー)

Paul Steel の音楽は、ジェリー・フィッシュ、XTC、Queen、Beachboysあたりにインスパイアを強く受けた音楽で、マイナーなところで、ヴァレンシア、ロヴィー・バレンタインに非常に近い音楽&歌声だと思った。なによりレッド・マーキーでのステージを見逃して後悔。ちなみにこの限定版CDは全世界1,500枚制作されそのうち日本には200枚しか流通していないものらしいので(まあフジの会場には50枚も持ち込まれているのですが)、Paul Steel が売れたら超貴重なアイテムに!!!(笑)。

そんなこんなでアーティストとの交流を経て、グリーンでFERMIN MUGURUZA のパフォーマンスを見た後、あまり深く考えずにホワイトに向かうとELECTRELANE が演奏していたので、何気なく見ていると、3人の女性メンバーがみんな美人でしかも加藤ローサ系?のいちばんカワイイギター担当の子が一番不条理なパフォーマンスを繰り広げていて面白かった。音楽的にもスゴくよかった。

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その後はオアシスのタナカクマキチ。でバターで舞茸を香ばしく味付けした舞茸ごはん@500円をいただく。クセになりそうな味。MIKAを見るためにグリーンに戻ってくると新人アーティストとは思えない程の観客が集まっていた。なんかジョージ・マイケルっぽいMIKAのハッピーなステージを楽しんだ後は、オレンジの上原ひろみに行こうと思っていたのだが、グリーンとホワイトの間の道が渋滞して行き来ができなくなっていたので、グリーンでまったりと過ごすことに。

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引き続きグリーンでJOSS STONE を見て今回のフジで一番見たかったBATTLESに備える。アヴァロンでトッポキ@500円(冷めててちょっと悲しかった)をいただく。BATTLES は期待を裏切らない最高のパフォーマンス。完璧なテクニックで最高の演奏が聴けてマジ最高。いやーほんとよかった。しかし、ドラムのメンバーだけ肉体を駆使して、大量の汗を流しながら歯を食いしばって演奏しているのに、他のメンバーは涼しい顔をして演奏していて、そのギャップがシュールでウケた。

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BATTLES を満喫した後は、CLAP YOUR HANDS SAY YEAH を見たけど疲れてきていたのでレッド・マーキーから出てグリーンでケミカルに備える。
ケミカルは当初FISHBONEを見る予定だったこともあり全く期待していなかった、というかこれまで散々見てきたのでそのマンネリさ下限にゲンナリ気味だったのだが、解散を考えていた2人がPush the Button で見事に復活を果たしたように、これまでのセットリストや映像を完全に一回完全にブチ壊して「1度完全に死んだものだからこそできる」再構築を行い、これまで見てきたライブの中でもかなりの上位に位置するパフォーマンスを見ることができた。
想わぬところでとんだ拾い物をした。

ケミカルを堪能した後は、クロージングバンドのLOSTPROPHETS を少し見て、今年のフジは終わりを迎えた。やっぱり天気がいいと最高だな。今年こそフジのない時に苗場に行こう。