フジロック2007 2日目

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初日、ほぼすべてのステージに満足したこともあって、比較的のんびり過ごすことにする。
2日目の朝食は毎年恒例のFOHでのさくらぐみのピザ。実際に石釜を持ち込んでその場で熱々のピザを食べさせてくれるので非常に満足。マルゲリータ@1,500円(写真)とクアットロ・フォルマッジ@1,500円を仲間2人と分け合って食べる。っんまい。ピザをいただいた後は、ハリウッド女優ジュリエット・ルイスの本格派パンクバンドJULIETTE & THE LICKS がやっぱり見たくなったのでFOHからグリーンまで戻って柵の中へ。ウワサどおりの本物のパンクバンドのパフォーマンスがステージ上で繰り広げられていた。声もロックな声だし踊りのキレもいい。本物だよ。

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オアシスエリアに戻って前日食べ損なった苗場食堂の完璧においしいトマト@100円にかぶりついた後、グリーンに戻ってMOTION CITY SOUNDTRACK を柵の中で見る。やっぱりUSのバンドは演奏が安定しているので安心してみることができる。再びオアシスエリアに戻って昼食。やっぱりフェスと言えばタイラーメンとタイカレーだと思うので、この日は六本木ジャスミンタイのタイカレー@500円をいただく。フェスの割にはボリュームがたっぷりで、しかも辛さだけでなくタケノコを中心とした甘味がほどよく利いていて単純に旨いカレーだった。六本木と四谷に店があるので東京に戻っても足繁く通いそう。

昼食の後は、レッドマーキーでUKの新人バンドSWITCHES を見る。アルバムの作り込みは非常によくできていたけど、パフォーマンスにはさほどインパクトはなかった。Drama Queen とLay Down The Law を見た後、足早にグリーンに行くと!!! のステージで2万人が狂乱していてかなり驚いた。カルトな存在で終わるとばかり思っていただけに、うれしさ反面ちょっとぎこちない気分になる。

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!!! で踊り終えた後、アヴァロンに移動しなんとなく何カレーをいただきたくなったので、チキンカレー@500円をいただく。東京でもこの値段で食べたい(笑)。カレーを食べた後、ホワイトを横切っていると、LESS THAN JAKE を見ていた観客がいっせいに観客席いっぱいに広がりPAを中心に回りだしたのでスゲーびびった。数百~千人ぐらいの集団なのですごいことだと思う(苦)。めったに見れないものを見ることができてよかった。

その後は疲れてきたこともあって、グリーンにもどってまったりとすごし、KAISER CHIEFS をまた柵の中で見ていると、いきなりヴォーカルのリッキーがフェンスを飛び越えてポカリの売店へ走り、店員から差し出されたポカリを手にステージに戻ってきたのには大ウケした。

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その後は会場内に人が溢れてきた事もあって、混雑を避けるためにグリーンの柵の中に入りっぱなしにすることにした。ということでイギー・ポップ&ストゥージーズのステージとビースティーボーイズのステージを立て続けに見ることになったが、イギーの「観客をステージに上げちゃうコーナー」で、グリーンステージということもあり、完全に制御が利かなくなった観客がスタッフに暴力的な行為を働いてまで、ステージに上がる姿にはロックというよりかなりげんなりな感じだった。とはいえイギーの年齢を感じさせないステージは圧巻だったけど。
ビースティーは昔の曲はたのしかったけど新作のインストの曲にはちょっとげんなりな感じだった。まあ全体を通してみればそれなりにたのしめたステージだったと思う。

結局この日は、グリーンの7アーティスト中5アーティストのステージを柵の中で過ごすという超ミーハー野郎になっていた訳ですが、それでもやはり疲れてしまっていたので、ビースティーが終わるとそのまま宿に直行し、アジアカップの韓国戦で羽生がPKを止められる姿を見ることになった・・・。

フジロック2007 初日

様々なところで「今年は妄想日記を書かないんですか?」と言われたので、今年は妄想日記を書くのをやめ、真っ当に事後の日記を書くことにした。で、OL風にではないけどフジの会場内で食べたものを交えながら綴っていこうと思う。

ということで、まず初日。
2003年以来?とも言える完璧な天候のコンディション。雨の中で耐え忍ぶ?ことに慣れてしまっている為、正直ちょっと戸惑う。

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会場入りしてまず朝食として苗場食堂で、白飯@300円、味噌汁@100円、豚トロ串@400円を食べる。「こんなにうまいメシひさびさ!」とかなり感動。何も手を加えられていないはずの白飯がとにかく甘く食感がいい。豚トロ串も@400円とは思えないクォリティ、都内だと1,200円ぐらいは取られそう。
食事を取った後は、グリーンの1発目のサンボマスターを見る。山口くんのメガネや髪型がプチおしゃれになっていることが気になった。3曲程度見てFOHの渋さ知らずへ向かうが、体調が思わしくなくなったので、人を避けてオレンジの捏造と贋作へ。トランペットの娘がカワイイとか思っていたら、次の畠山美由紀 with ASA-CHANG & ブルーハッツで、その方が客席に降りてきてお客のひとりとして演奏を見ていた。ブルーハッツは終始愉快でハッピーなステージだけど、「外タレをジャリの上に正座させて聴かせたい」すばらしい演奏だった。畠山美由紀の声の出もよかった気がする。

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捏造と贋作とブルーハッツのの間にちょうどビッグママのハラミ串@1,000円の限定販売が始まっていたので、試しがてらに1本いただく。1,000円も納得の味。(写真がなんともウマそう)

ホワイトに戻って、何気なくthe band apart を見ていたらキレのよい演奏と、どことなく幹太さん(誰)に似ているベースの原氏の人を食ったMCと観客に眼を飛ばすパフォーマンスに見入ってしまい、結局最後まで見てしまう。

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その後は、KEMURI@グリーンに行こうとも思ったのだが、今回のフジは抑え目に行こうと決めていたので、FOHのGOMA&JUNGLE RHYTHM SECTIONを軽く見て、なぜかところ天国に出て、去年雨の中で食べておいしかったワレメ天国@600円(シチュー)を食べるも、去年は中のシチューと器のパンがアツアツだったけど、ちょっと冷めた感じになっていたので、満足度は若干低下。でもおいしかった。

それで、STEVIE SALAS COLORCODE の濃密なギターリフを程よく味わった後で、念願のJARVIS COCKER へ。パフォーマンスはもう最高!!伝説のくねくねダンスのキレは抜群で、想像以上にヴォーカルの声も出て、Do you remenber first time ? や Disco2000 や Common People は演らなかったけど、ブリットポップ時代一種の陶酔していたアーティスだっただけに感動のステージだった。
ちなみに、衣装も一見やる気がない(まるでNHKののど自慢出演者の様な素人オーラ)ものの、ダサいようで実はレベルの高いシャツや、袖で母親と一緒にジャーヴィスのステージを眺めている2人の娘を含めて、すべて最高だった。ちなみに、翌日ホワイトでこれまたおしゃれな日傘をさしながら、上の娘と2人で散歩しているジャーヴィスに遭遇したが、フジを気にってくれたみたいでうれしかった。次はパルプとして、ぜひ!!

その後は、KINGS OF LEON の骨太なロックパフォーマンスをグリーンの柵の中で堪能し、続いてのMUSE はウェンブリースタジアムでの公演を2日間成功させただけあって、以前のライブよりも更にスケールが大きく、ヘッドライナークラスのパフォーマンスを披露してくれた。というか実質ヘッドライナーだっただろう。

MUSE のステージが終わる間際に足早にグリーンを後にし、ホワイトのTHE JOHN BUTLER TRIO へ。アコギ一本で物凄い音圧を繰り広げる圧巻のパフォーマンスに感動し、バンドセッションでは歓喜を爆発させた。本当にこの日はこれまでの流れは完璧で、ステージの充実度については自分史上最高の組合せだった。ちなみにこの後、アヴァロンでタイラーメン@500円をいただくが、暗すぎて写真撮れず(笑)。

この日の締めは念願の初来日のGROOVE ARMADA 。ずっと待ち焦がれたアーティストだっただけに、新作からの曲を中心に組まれたセットリストは物足りないものがあったが、パフォーマンスとしてはこの日の締めにふさわしい内容だった。
レッドマーキーへ向かうと12時も近いのにグリーンではTHE CURE がまだ演奏を続けていて驚いたが、ロバート・スミスの巨漢ぶりとヅラだということが分かってかなり残念だった。ヴィジュアル系は大変だ。さて23年後本当にやってくるのだろうか。

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この後は、レッドマーキーでハイファナ を見てメタモでのパフォーマンスの方がよかったなどと想いながら、白天で博多ラーメン@500円+トッピング2種@200円を食べて初日は会場を後にした。(白天は御天で修行した店主がやっている店だったのか)

正直、アーティストのラインナップ的には猛烈に期待できるものではなかったものの、実際に参加してみると、どのアーティストのパフォーマンスが素晴らしく、ハズレがなかったことに驚いた。音楽は名前やメディアの評価じゃなく、実際のパフォーマンスなんだということをスマッシュに改めて教えてもらった気がする。本当に満足した1日だった。

フジ2007ブックマーク rev.002

オフィシャルでタイムテーブルが発表されたことを受けてちょっと更新

7/27 Fri

  • サンボマスター @GREEN
  • 渋さ知らず @FOH
  • 畠山美由紀 with ASA-CHANG & ブルーハッツ @ORANGE
  • STEVIE SALAS COLORCODE @WHITE
  • JARVIS COCKER @GREEN
  • KINGS OF LEON @GREEN
  • MUSE @GREEN
  • THE JOHN BUTLER TRIO @WHITE
  • GROOVE ARMADA @WHITE
  • HIFANA @RED
  • dj KENTARO @RED
  • THA BLUE HERB @RED

7/28 Sat

  • JULIETTE & THE LICKS @GREEN
  • Panorama Steel Orchestra @FOH
  • SWITCHES @RED
  • !!!(chk chk chk) @GREEN
  • DACHAMBO @FOH
  • IGGY & THE STOOGES @GREEN
  • BEASTIE BOYS @GREEN
  • BOOM BOOM SATELLITES @WHITE
  • TAKKYU ISHINO @RED
  • JUSTICE @RED
  • 悩み中

    • THE BIRD AND THE BEE @RED
    • SIMIAN MOBILE DISCO @RED

7/29 San

  • SOIL&”PIMP”SESSIONS @GREEN
  • THE WOMBATS @RED
  • FERMIN MUGURUZA @GREEN
  • MIKA @GREEN
  • 上原ひろみ~HIROMI’S SONICBLOOM @ORANGE
  • THE DURUTTI COLUMN @FOH
  • BATTLES @WHITE
  • TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA @GREEN
  • CLAP YOUR HANDS SAY YEAH @RED
  • FISHBONE @ORANGE
  • JUNO REACTOR @WHITE

ナップスターで聞けるフジロック'07出演者1

フジロック2007予習用にナップスターの聞き放題サービスで聴視できるアーティスト/アルバムをメモっときます。随時更新していきます。思いっきり自分のためです。

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Classics
Ratatat
XL 2006-08-22

by G-Tools , 2007/04/03

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Life in Cartoon Motion
Mika
Island 2007-02-05
おすすめ平均 star
starぶったまげた!
star異彩を放つアルバム。
starこの春、街中に響きわたる!
starメンタルヘルスに効果あり
starPOP、キャッチー好きの人は一瞬たりとも迷わず買ってください!

by G-Tools , 2007/04/03

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Black Holes and Revelations
Muse
Wea 2006-07-11
おすすめ平均 star
star何もない
starあくまで個人的な意見です
starマジ、スゲエ!!
star彼らに脱帽!こんなMUSEがあってもいいと思う。
star微妙かな・・・・

by G-Tools , 2007/04/03

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Utopia Parkway
Fountains of Wayne
Atlantic 1999-04-06
おすすめ平均 star
star玄人。
starおすすめされたオススメ盤
star墓場に持っていけます!!!

by G-Tools , 2007/04/03

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Yours Truly Angry Mob
Kaiser Chiefs
Universal/Polydor 2007-03-27

by G-Tools , 2007/04/03

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YOUR SONG IS GOOD
YOUR SONG IS GOOD
インディペンデントレーベル 2004-10-06
おすすめ平均 star
star君達の歌は素晴らしい!!
star素ん晴らしい!!
star最高だぁ~♪
starYOUR SONG IS GOOOOOOOD ! !

by G-Tools , 2007/04/03

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Grand National
John Butler Trio
Lava 2007-03-27
おすすめ平均 star
star期待以上の仕上がり♪

by G-Tools , 2007/04/03

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23
Blonde Redhead
4AD 2007-04-10

by G-Tools , 2007/04/03

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Modern Lovers 88
Jonathan Richman & the Modern Lovers
Rounder 1990-10-25
おすすめ平均 star
star最高傑作
starロックンロール御意見無用
starLIVE見たい人、NO1!!

by G-Tools , 2007/04/03

photo
I Am Not Afraid of You and I Will Beat Your Ass
Yo La Tengo
Matador 2006-09-12

by G-Tools , 2007/04/03

フジロック'06 勝手にステージ割り

アーティストの第2弾発表もあったことだし、ということで、自分のアタマの整理も兼ねて、勝手にステージ割りを組んでみました(組んでるというレベルではないですが)。
アーティストの正しい情報は、公式サイト/アーティストデータへ

  • グリーン
    • Red Hot Chili Peppers
    • Franz Ferdinand
    • 再結成したクーラシェイカー ※前バンドでもグリーンだったし。
    • MOGWAI ※またホワイトかねえ、という感じで。
  • ホワイト
    • Super Furry Animals ※グリーンっすかね。マーキーのトリってことはないよね?
    • Scissor Sisters ※英で大ヒット。オネエバンド。
    • THE HIVES
    • Yeah Yeah Yeahs ※前回マーキーだったので。
  • レッドマーキー
    • ストレイテナー
    • ROGER JOSEPH MANNING JR. ※元ジェリーフィッシュ。メロよし!
  • ヘヴンかオレンジ、というかちゃんと知らないのでとりあえず
    • 大江慎也
    • Broken Social Scene
    • Flogging Molly
    • North Mississippi All Stars
    • The Spinto Band
    • Mumm-ra
    • The Refugee All Stars
    • Trashcan Sinatras
    • Clap Your Hands Say Yeah
    • Jason Mraz
    • Johnny A.
    • Mystery Jets
    • The Like

次回のアーティスト発表は3月下旬ですかね。

フジロック'05 その他雑感

orange court

■よかったステージなどなど

初日
・Foo Fighters (デイブさん、あなたオモシロすぎです!)
・The Pogues
(シェインさん酔いすぎ!コップの中身は結局全部こぼしていた様な)
・Coldplay (前回より音がよくなってた。MCはちとワルのりしすぎ。)
・The Longcut
2日目
・ブラフマン (30を過ぎてもトシロウはトシロウでした)
・Dachambo (何気なく通りかかって、ほぼ全部見てしまった)
・MAXIMO PARK (UK出身なのにライブのクォリティが高くておどろいた)
3日目
・くるり (あのMCの後に「青空」をやった。ズルすぎ!)
・Moby (ヒット曲中心の安心の展開。やっぱいい人です。少し太ったかも)
・Royksopp (盛り上がりまくりなのは言わずもがな)
・THE PEACE IN LOVE PERCUSSIONS (ジュノ・リアクターの現地版!という感じ)
・New Order (”regret”を聞くことができて、思わず涙が・・・)
・Mylo (DJプレイをするのかと思ってたら、楽器鳴らしてたので笑えた)
■その他雑感などなど
・THE PEACE IN LOVE PERCUSSIONS に熱狂してて、
ポカリのひこうき雲のやつを見逃した。
・The Musicは成長が停滞してる印象を受けるライブだった。
やっぱり裏の Prefuse 73 に行けばよかった。
・何よりの心残りはブラフマンのトシロウにサインを
もらうチャンスがあったのに、
トシロウがあまりにまぶしすぎてためらってしまった・・・。
・モービーでおどり狂って、会社のケータイを雨に濡らして壊した。
・もち豚丼を2杯、串は1本食べた。
 ちなみに3日間のこれ以外の総食事メニューは、
  オアシス: インドカレー、シシカバ、タンドリーチキン
  アヴァロン: グリーン・カレー、タイラーメン、イタリア丼
  FOH: 沖縄そば
  オレンジコート:スペアリブ丼
以上。

フジロック2005妄想日記 3日目

3日目。3日目は何と言っても「Sigur Ros」である。
むしろ今回のフジは、このシガー・ロスのためにあるといって過言ではない。前回の来日は、文句なしの人生ナンバーワンライブ!だったので、そりゃ期待するなって言う方が無理な話なのである。
前回の東京国際フォーラムのステージでは、荒涼とした風景の先に、なんというか魂はもちろん「人生」そのものを持ってかれた感覚に陥ったので、あの感動を超えるミラクルが起きるのか否か、その辺もぜひとも見極めて行きたい。
→シガー・ロスのライブについてはこの辺をどうぞ(渋谷陽一の部屋)

http://www.rock-net.jp/shibuya/sigur.html

上では「体験記」のはずなのに気構えが書かれているが、その辺は置いておいて、当日の朝からの行動を書き記していきたいと思う。
昨日よりは若干客数が減ったようで、テント張り競争も比較的余裕で勝利。朝いちのグリーンのステージでは、「The Knack」がマイ・シャローナを5回ほど演奏していて飽きてきたので、朝食がてらにテント張り組みを従えて奥地へ向かう。
アヴァロンで朝食を取った後は、昨日のアヴァロンでよかった「THE PEACE IN LOVE PERCUSSIONS」をオレンジで見て、さすがに疲れも溜まってきているので、そのままフィールド・オブ・ヘヴンでまったりとして過ごす。
同行者たちが「SOUL FLOWER UNION」を見るためにホワイトへ集合しているが、ひとりテントへ戻り、寝ながら「EGO-WRAPPIN’」を聴く。寝ながら聴けるところがフジの醍醐味だな。昔ニール・ヤングを寝ながら聴いて以来、ある意味ふっ切れて無敵な状態になった気がする。
癒し系の「Aqualung」を軽くチェキって昼食を取り、テントから離れるのが億劫だったという前向きな理由でグリーンの「くるり」を見る。その後はくるりと同じ理由で「The Beach Boys」を見る。途中で「BOOM BOOM SATELLITES」を見るためにホワイトへ移動しようかと思ったが、「Royksopp」~「Moby」という流れにすることに決定。
モービーの後は、2年前にサマソニで見たので「The Mars Volta」はパスして、晩飯などを食べ、トイレにも小まめに通い、トリに備える。グリーンのトリ「New Order」は、本当なら全部見たいが、頭3曲だけ聴いて「Sigur Ros」に備えるために移動。
シガー・ロスのステージは、常時目が涙で歪んで3割増しで世界が美しく見えた。シガー・ロスの後は、グデグデのボビーを横目にレッドマーキーへ向かい「SUGIURUMN」、「Mylo」と最後の力を振り絞り踊る。当然ここで力尽き3日目も終了。
「来年はU2だよな」
と毎年同じことをいう同行者たちのひと言は、今年のフジが終わったことを告げる合図でもある。

フジロック2005妄想日記 2日目

2日目。テントを張り終え同行者たちにテントの場所を伝えた後は、今年の新人チェック第1弾「The Dresden Dolls」を見るためにレッドマーキーへ。いきなりの単独行動。年々歳を取るとともに勢いは衰えているものの、その傾向は相変わらず。
見終わって、とりあえず基地のテントに戻ってみると、同行者たちは昼寝中。「今年は初心に立ち返って寝ない」と豪語していたけど、結局は寝てる同行者たち。しかし、いったん「SHERBETS」が始まると一目散にステージに駆け寄る。さっきまでとは別人のようだ、同行者たち。
そんな同行者たちの口グセは
「ブランキーもミッシェルもメンバー全員来てるんだから、やれよ」
もっともである。
その後、同行者たちは「都会は飽きた」といって奥地へ向かったが、ひとり「MAXIMO PARK」を見るためにテントでお留守番、というより寝る。
マキシモ・パークを適当に見た後は、腹が減ったのでメシを食いつつ新人チェック第2弾「The Bravery」に備えてレッドマーキーに陣取る。中は蒸し暑いが、時折吹き込む風が心地よい。
その後は、スカパラのステージを横目にサンボを終わり2曲ぐらいは見たいので、奥地へ向かう。入場制限になってそうで不安だが関係なしに奥地へ向かう。フィールドオブヘヴンにたどり着き、アイスカフェオレを口にして「Amp Fiddler」をステージを見つつまったりと過ごす。
朝から完全にひとりだ。まあいい毎年のことだ。
「My Morning Jacket」がヤバイと聞いていたものの、アヴァロンで1回目の夕飯を食べながら「THE PEACE IN LOVE PERCUSSIONS」を見て「GANG OF FOUR」を見て「Beck」を見るためにグリーンまで舞い戻る。気が付けば日が暮れている。
その後は同行者たちと合流してトリのファットボーイを完全に無視した、「Dinosaur Jr.」、「LOSALIOS」、「BRAHMAN」という流れに。
夜の部は、「VITALIC」は見たかったが、疲れたので「TOWA TEI」だけちょっとのぞいて「あーはやい、あと1日か」と思いつつひとり先に宿に戻る。

フジロック2005妄想日記 初日

ことしも始まりましたフジロック
ということで去年に引き続き、フジ妄想日記を書き綴ってみたいと思います。去年は「ダマされた」とか「コメント書き込めねえ」など、数多くの方々からクレームをいただきましたが、今年も容赦なく展開です!
では早速。初日(7/29)、恒例の大将のあいさつで今年もスタート!
「ことしは晴れてほしいと思っているから、きっと晴れるよ!」の言葉どおり快晴。2年連続で雨だったこともあるので、いつもの年よりも増して太陽のありがたみを感じる。
そのままオープニングアクトの「MASTER LOW」を3曲聴いて、さっそくメシを食う為に会場の奥地へと向かい、フィールド・オブ・ヘヴン(以下FOH)でオーガニックのカフェとグリーンカレーを食べながら「bobin and the mantra」のステージをながめる。のどかだ、そしてこの瞬間が最高だ。
おなかも一杯になったので、去年リハーサルだけ見てサイコーだった「ポカスカジャン」を見るためアヴァロン・フィールドまで戻る。
当然誰も着いて来ずいきなりの単独行動。いつもの孤独な時間のはじまり(泣)。
グリーンの方へ戻るのも億劫なので、そのままFOHで「風味堂」を見るが、「Cake」も見たいので2~3曲やったところで一気にグリーンへ戻る。
特に見たいというわけでもないけど、せっかくなので「ACIDMAN」をレッドマーキーでちょっとチェックして2度目の昼食。こんどはもち豚丼。うまー。
去年腹をこわしたチキンは絶対に食わねえ!!
みんなは「SKA-FLAMES」を見にホワイトへ行ったのに、ひとりグリーンで「「THE HIGH-LOWS」を観賞。
その後は「Kaiser Chiefs」をちょっと見て、その後「Prefuse 73」に行こうと思ってたけど、気が付けば「The Music」の柵の中に入っている。もう30なのにヤバイ。
当然疲れたのでそのままグリーンで休んで「Coldplay」を2年ぶりに見て、「ROSSO」へと流れ込む。やっぱり「The Pogues」に行った方がよかったかしら。気が付けば初日のヘッドライナー「Foo Fighters」。疲れを忘れてこぶしを天に突き上げる。
夜の部は「オールナイト・フジ」へ向かう行列にまったりとならんで、「RYUKYUDISKO」と「卓球」を軽く見て、毎年起きてられなくて見ることができない「DJ KENTARO」にようやく対面。やっぱスゲー!というところで、そろそろ3時を超えるので初日は終了。
明日もテント張りしなきゃいけないしね・・・。

フジロックフェスティバル'04

妄想日記の方は気合を入れてアップしていたのに、実際の体験日記の方はいろいろあってずいぶんと遅れてしまった。
(1番の理由は画像を加工するのが面倒だっただけなんだけど。)
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ライブ評を書くとまた堅苦しい文章&バカが益々バレるので、それはまた気が向いたときにでもすることにして、テキトーにつらつらと垂れ流すことにしやう。
1.美ギャル率の低下について
誰になんといわれようといい! 毎年のひそかに楽しみにしていた、「こんな娘、普段どこに監禁されてんだ!?」というギャルの数が今年は圧倒的に低下していた。
考えられる理由としては、間違いなく「3日券」が原因だろう。個人的には3日券には賛成だったが、この状況は非常に困る!何としてでも日高社長に対策を打ってもらわなければならない。
メタモルフォーゼを苗場でやるのがそもそもいけない、レイブ、トランスやジャマイカ系のアーティストが薄いのも原因だ。自分が例え4万払うことになってもこの点は何としてでも改善してもらわないと困る。まじで来年行く気なくす。
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2.アーティストについて
ことしは「アーティストがショボイ」と散々言われていたが、実際ショボかった。
別にショボイだけで、楽しくなかったり、つまんなかったり、来年は行かねえよ!とか思ったりしない。逆にサマソニは相当見たいアーティストが何組もいたが結局行かなかった。
つまりは、そうだ、高揚感が足りないって点については、事実物足りなかった。今年興奮を覚えたのは・・・、そう!椎名林檎の胸元がチラチラ見えた時ぐらいだっただろうか・・・。(ちなみに林檎には残念だがソウルが足りない。それ以外は日本人にしてはよくできていたが、ここで行き止まりだ。そりゃそれで残念だけど。)
確かに、「!!!」はよかったし、夜にレッドマーキーで見た「!!!」もよかった。あれは期待どおりだった。あとフランク・フェルツナンドも演奏がよかった。
期待、というより想像以上だったのがルースターズだ。日本にはあの世代のアーティストの絶対数が少なすぎる、それが日本を不幸にしている。YMOとか清志郎とかそのあたりの年代のアーティストが不足している。もしくは活動していても、矢沢とか長渕のように自分の殻に閉じこもっている。だからオヤジは舐められるのだ。そのことを痛感した。
あとは、ヤー・ヤー・ヤーズはボウイがラジヲ頭より誉めていたので見てみたら、最初の20分まではよかったが、さすがに途中から飽きた。課題は楽曲だ。ま、あとは赤犬だろう。今年の話題をかっさらいだった。
ちなみにニセ・モリシについては私は肯定派だ、日曜のフジのトリとして彼がふさわしいということは、十二分に理解できた。
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3.メシについて
今年は特に越後の「もち豚」がうまかった。
3日間のうち、串焼きもち豚×2本、もち豚ドン×2杯はいくらなんでももち豚過ぎた。
ま、その辺は今のオレのルックスに見事に反映されているので、たいした野郎だコノヤロウ>もち豚。
あとは、アヴァロンで食べたグリーンカレーはうまかった。
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(この記事はちょっと時間をかけて書き足して行きますんで、そこんとこよろしゅうに・・・)