宇多田買うんじゃなかった。
Category: 今月買ったCD
12月・1月に買ったCD
自分が生まれたのが70年代なので、それ以前の音楽なんて「古い」だけだと思って生きてきたことにある日ふと気がづいて60年代に切り込んでいったら傑作アルバムだらけで途方にくれている昨今です。
11月に買ったCD
今月から音楽DVDも入れることにしました。
8・9・10月に買ったCD
いそがしくて何を買ったのかちゃんと把握できていない。
6月、7月に買ったCD
気がつけば7月も終わりに近づいているの、6月、7月分をUP。
私には分からなかった。なんでだろ。いい・わるいというより分からなかった。
評価を下すのは難しいのだけど(まあ評価を下せばいいのかという問題もあるし)、M2のブレーメンはとてもいいことは確か。ビートルズのSgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band に流れている空気がちょっとだけ似ている。ブレーメンはいい。
ケミカルの新作。「ニューレイヴ」なるムーヴメントの大波が来ている中、本家のケミカルは求道的な音作りに邁進している。ロッキン・オンの「あらゆる遊びという遊びを知り尽くした人間が落ち着いた小料理屋に落ち着く姿に似ている」という表現が見事に言い当てている。
Psyence Fiction が時代を捉えた金字塔だっただけに、今作に対しては「果たして?」という懐疑的な目を向けることしかできなかったけど、蓋を開けてみればPsyence Fiction と比較するとインパクトには欠けるけど、これまたバランスの取れた良作に仕上がっていた。
M3 Hold My Hand で、David Bowie のTVC15のメロディーが流れるところが一番のハイライト。
アコギの伴奏だけで歌われる作品。初期のポート・オブ・ノーツと同じ空気が流れている。このやさしくやわらかい歌声がもう一度聴けてうれしい。季節柄避暑地に似合う作品。
硬派なギター音を何層にも重ねる以前と違わぬ音づくり。安心して聴くことができる。ちょっとだけ中毒性があるのがいい。
5月に買ったCD
カントリーをベースとしたノリのいい最高の1枚。フジがたのしみ。
残念なことにchoro azul は去年解散してしまっていて、Vo林夕紀子の初のソロ作品。ビートルズのBlack Bird をはじめヴェルヴェットやXTCなどをジャズ風にカバー。大人な1枚。
ひさびさのGROOVE ARMADA の新作。ラウンジ系の曲はなりを潜め、ひたすらアッパーでダンサンブルな世界を展開。フジの日本初来日のステージがたのしみ。
M2「Selfish Jean」をはじめとして、苦しみを知っているからこそ奏でられる陽気な曲。たのしい曲なのに何故だか涙がこぼれそうになる。最高。
4月と5月のちょっと頭に買ったCD
リトル・クリーチャーズが「ハイスクール・ララバイ」をカバーしていることを知って購入。
全編にわたって満足できるクォリティ、そして肩のチカラが抜けるリラックス・ワールドが展開。コーネリアス+教授の「Turn Turn」など原曲の楽曲の強さと深みを再確認することができる。本当に買いな1枚。

- 細野晴臣トリビュートアルバム-Tribute to Haruomi Hosono-
- オムニバス 細野晴臣 ヴァン・ダイク・パークス
- エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2007-04-25
- 曲名リスト
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- 「ろっかばいまいべいびい- Piano Demo ver.-」細野晴臣
- 「イエロー・マジック・カーニバル」ヴァン・ダイク・パークス
- 「風の谷のナウシカ」坂本龍一 + 嶺川貴子
- 「わがままな片想い」コシミハル
- 「ハイスクール・ララバイ」リトル・クリーチャーズ
- 「アブソリュート・エゴ・ダンス」東京スカパラダイスオーケストラ
- 「終りの季節」高野寛 + 原田郁子
- 「Omukae De Gonsu」miroque
- 「ハニー・ムーン」テイ・トウワ + ナチュラル・カラミティ
- 「北京ダック」□□□(クチロロ)
- 「三時の子守唄」ワールドスタンダード + 小池光子
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- 「恋は桃色」ヤノカミ(矢野顕子×レイ・ハラカミ)
- 「スポーツマン」高橋幸宏
- 「ミッドナイト・トレイン」畠山美由紀 + 林夕紀子 + Bophana
- 「Turn Turn」コーネリアス + 坂本龍一
- 「銀河鉄道の夜」といぼっくす
- 「蝶々さん」ウッドストック・ヴェッツ(ジョン・サイモン、ジョン・セバスチャン、ジェフ・マルダー &ガース・ハドソン他)
- 「ブラック・ピーナッツ」ヴァガボンド + 片寄明人
- 「風をあつめて」たまきあや + 谷口崇 + ヤマサキテツヤ
- 「日本の人」サケロックオールスターズ + 寺尾紗穂
- 「風来坊」ジム・オルーク + カヒミ・カリィ
- 「Humming Blues -Demo ver.-」細野晴臣
by G-Tools , 2007/05/09
やっぱりピークは「ホモジェニック」だったかもと思った1枚。つまり不満。
あまりにもイージーに聴け過ぎてしまって面白味に欠ける。全編を通してトーンが変わらないのもそれに拍車を掛けている。
買った日以来聴いていない気がしますが、基本的にお布施だと思っているのでよし。特典DVDが素晴らし過ぎる。
期待値が高かったので、アルバム全体を通して圧倒してほしかったものの、各楽曲間のバランスが取られた感じになっている、という感想。ただ、これまで発売されてきたEPの曲を含め、今年のフジのステージは本当に楽しみ。
2・3月に買ったCD
買ったCDとナップスターで聞いた曲の違いがわからずに、必死に買ってないアルバムを探し続けちゃったので、そんな自分のためにも久々に更新。
やはりデビュー作と比較すると楽曲の勢いが失われているように思う。ちいさくまとまってしまったというか。ポストパンクリバイバル組はやはりどのアーティストも2枚目で行き詰まりを見せている。
待望の!!! の2作目・・・だけどやっぱり1作目に比べるとインパクトが。まあ!!!のライブは、この楽曲に心血が注がれるのでその辺はまあ関係ないといえば関係ないのですが。
ここでもやはりパワーダウン。シーン全体がガス抜きされた感がする。まあシーンを背負っていただけにいささか内省的な作品になってもいたしかたないのだけど。M1は完全にトーキング・ヘッズ、
M9. New York, I Love You But You’re Bringing Me Down は非常にいい感じ。
去年のLPリリースラッシュに乗り遅れて、スヌーザーの大プッシュキャンペーンに胸を膨らませていたのですが、何となく肩透かしにあった気分。ライブはいいのだろうか。
初回限定のDVDは(まだ見てないけど)非常に充実した内容で初回盤を買えてよかった。楽曲の方が前作の方が勢いはあったかも。
Arcade Fire は期待を裏切らなかった。シーンだとかフォーマットだとかそういったものを超越した音楽が収まっている。教会を買い取ってそこをスタジオとしただけあって独特の残響感が非常に印象的。M8. Antichrist Television Blues が個人的にツボ。
音が格段によくなったというロッキン・ジャパンのレビューに釣られて購入。買ってからあまり聞いてないけど、何よりとても懐かしいです。
去年観にいったツアーのライブDVD+CD。ライブDVDというよりライブをネタにしたクリップ集といった趣が強い。映画「RIZE」で取り扱われたクランプ・ダンスをフィーチャーしたステージは、あらゆるテクノロジーを超越した興奮を見るものに伝えます。
12月・1月に買ったCD
年末年始は旧譜強化月間でした。
Disraeli Gears / Cream
WHEELS OF FIRE / Cream
クラプトンとか実は通っていなくて、てっきりK-1の人だとかエヴァン・ゲリオンの人だと思っていたのですが、コレを聴いて認識を改めることにします。大変反省しております。
The Best of Simon & Garfunkel / Simon & Garfunkel
アルバムを1つずつそろえようかとも思っていたのですが、さすがに体力が続かないと思いベスト盤を購入。コンドルが飛んでいくって彼らだったんですね。
Welcome to the Cruel World / Ben Harper
聴いてませんでした、というのが恥ずかしすぎる1枚。ようやく購入。ステージはフジでよく見るのになぜ?(笑)
The Good, the Bad & the Queen / the Bad & the Queen The Good
デーモン・アルバーンの新プロジェクト。このリンク先のアマゾンのレビューどおり。デーモンはライヴパフォーマンスはださいままだろうけど、こんなにサウンドプロダクションは手堅くなるとは。デンジャー・マウスプロデュース。
Some Loud Thunder / Clap Your Hands Say Yeah
はやくも?Clap の2作目が到着。音の表情がバラエティに富んでいて、本当にニューウェーブな感じ。自分がイーノ、ボウイ、バーンの影響受けまくりなニンゲンであることを思い出す1枚。プロデュースはデイヴ・フリッドマン。
11月に買ったCD
最近は自分の守備範囲を広げるべく、旧譜中心に購入。ナップスターで聴いたり、TSUTAYAで聴いたりしたのも含めると、とんでもない量になりますが、とりあえず購入したものだけをリストアップ(笑)。
UNFIXED MUSIC / 鈴木正人
リトル・クリーチャーズの鈴木正人さん初のソロアルバム。この作品もそうだけど、リトルクリーチャーズでの活動や、UA、安藤裕子をはじめとする数々のプロデュースワークに対する評価がまだまだ低い気がするのは、なんだかもどかしいものがある。
スタイリステッィクス / スタイリスティックス
キムタクのギャツビーのCMでガンガンに流れていた「ラブ・イズ・ジ・アンサー」を初めとする極上メロディアス&ハーモニー・ソウル(てジャンルはないと思うけど)な世界が展開。個人的にはプリンスがカバーした「ゴーリー・ワウ」が一番のハイライト。
Fresh / Sly & the Family Stone
スタイリスティクスもそうだけど、こっちもプリンスのルーツ・ミュージックであることが確認できる1枚。
Specials / The Specials
スカ、レゲエは、オサレな人が聴くものだと思っていて、全く守備範囲外だったのですが、やはり評価の高い作品というのは、時代やジャンルの垣根を越えて訴えかけてくるものがあります。
One Step Beyond… / Madness
フジの感動のステージを見て以来、ずっと気になってはなっていたけど手を出さずじまいだった1枚。明るくなる、というかたのしくなりますね。スカとか。