自分が生まれたのが70年代なので、それ以前の音楽なんて「古い」だけだと思って生きてきたことにある日ふと気がづいて60年代に切り込んでいったら傑作アルバムだらけで途方にくれている昨今です。
「Bends」、「OK Computer」、「KID A」などと比べてしまうとどうしても物足りなさを感じたが(はじめて聴いた時は即駄作の烙印を押した)、繰り返し聴いているとふとした時に違った景色が見えることがある。PVを見たり、ライブを観ると全く印象のことなる作品になりそうなので、この作品に対する評価はまだ下すことができない。情けないことに。
イン・レインボウズ
レディオヘッド
出ることを知らなくて、店頭で販売されていることを知った1枚。そのことにえらくショックを受けたけれど、作品は前作「LION」の流れを受けた、肩の力が抜けた非常によい作品。
Fantastic OT9
奥田民生
待望の1枚だったし満足はしているけど、彼らにはもっと期待しているので、音の面とかもっと挑戦してもいいと思う。ただ世代を越えて支持を受ける音作りをしているのはすごいと思う。
orbital period
BUMP OF CHICKEN 藤原基央
これまで全くスルーしてしまったのが情けないアーティスト。マイルス・デイヴィスに愛されたピアノの弾き語りを軸にした音楽構成は、現代の女性アーティストの歌唱スタイルの原点を見たような気がする。必聴な一枚。
ニューヨーク・テンダベリー
ローラ・ニーロ
ドラッグのオーバードーズで死んだアーティストはいまいち好きになれないところがあって(たまたま生き残ったかどうかの違いしかないのだけど)、ジャニス・ジョプリンには全く興味がなかった。実際聴いてみると今まで聴かなかったことをホント後悔。ソウルフルでジャジーで、発表から40年近く経っていることを全く感じさせない。
Pearl
Janis Joplin