2006 J1リーグ戦 第10節 大分vs千葉

4月29日(土) 2006 J1リーグ戦 第10節
大分 0 – 3 千葉 (15:04/九石ド/20,543人)
得点者:’12 羽生直剛(千葉)、’35 佐藤勇人(千葉)、’54 阿部勇樹(千葉)

今日はテレビ観戦で。結果は0-3と大勝でしたが、連戦続きでやはりチーム状態が下降気味かも。特に、後半羽生のサポートに誰も入れない、など水曜日の浦和戦が多少心配になる内容。まあ、リードを考えてのプレーであればよいのだけれど。厳しいかもしれないけれど、得点にせよ守備にせよ相手側と審判のジャッジに助けられた形(高松のオフサイドとか、羽生のPK判定とか)の勝利であることを肝に銘じておく必要があると思う。あと、ストヤノフがスタメン発表後に腰痛を訴えて欠場したのは、審判対策であって欲しい。

さて、次は浦和戦。鈴木啓太が欠場のようですが気を抜かないように行きたい。あと、監督がゲンを担ぎスーツで現れるか、同じくリベロ中島でいくか、ちょっと楽しみ・・・。

AIR'S NOTE / 高木正勝

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高木正勝の新作「AIR’S NOTE」がとてもすばらしい。
「人間と樹の共生」をテーマにしたという話の通り、オーガニックでクリアなやさしさにつつまれた曲たちで構成されている。どの曲も聴きにやすいというかカラダになじみ・癒しを与えてくれる曲と言っても過言でない気がする。
最後のトラック“One by one by one”には作詞とヴォーカルでaqualung ことマット・ヘールズが参加していてさらに癒しのある世界の構築に成功している。

2006 J1リーグ戦 第9節 千葉vs磐田

4月22日(土) 2006 J1リーグ戦 第9節
千葉 0 – 0 磐田 (15:05/フクアリ/15,184人)

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ゲームが進んで、左サイドに坂本と山岸が重なって、水本がサイドに張り出している時間が長いな、と思っていると、どうやら今日のシステムは、4-2-3-1 の4バックだということが分かった。当初、山岸と村井のマッチアップが予想されていたが、そこは水本で塞ごうという監督の考えだろうか。

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ゲーム開始から相手の巧みなパスつなぎや中盤のプレッシングもあり、なかなか思い通りにボールを回せない展開が続く。また、審判の笛がシーズン前の改定を忘れてしまったように、あまり流さずに細かく笛が吹かれ、特に流して欲しい場面でプレーが止められ、なかなか波に乗れなかったように思う。全体的にオフサイドの判定で得点を取り消されたりと、審判との相性は悪かったかも。

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互いに決定的な場面を決められず、勝ちたい相手ではあったが結果的にスコアレスドローに終わった。でも、今期はじめて無失点で終わったことは評価できると思う。守備面における集中力が出てきたというか。それだけに開幕3試合が悔やまれるのだけれど。
それにしても最終ラインに中島が入ると、最後までハラハラしてたのしめる(笑)。

2006 J1リーグ戦 第8節 FC東京vs千葉

4月15日(土) 2006 J1リーグ戦 第8節
F東京 2 – 3 千葉 (16:04/味スタ/21,190人)
得点者:’9 巻誠一郎(千葉)、’31 巻誠一郎(千葉)、’55 クルプニコビッチ(千葉)、’61 ルーカス(F東京)、’69 赤嶺真吾(F東京)

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相手の状態が悪いというのもあったが、よい結果が残せてよかった。
とにかくジェフは、相手のマークが中途半端、マークの受渡しが成立してないのでプレッシャーがない中でボールを前に進められる、こともあって、ボールを奪ってからの攻守の切替が完璧にでき、特に、1点目の巻のゴールを演出した阿部の右サイドの突破に見られるように、ボールを奪ってからの攻めに対する積極性がいい方向にだけ機能して、しかもプロセスに見合った結果をコンスタントに重ねられたことによって、勝ち点3を得られたのだと思う。

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オシム監督が口をすっぱくして言っている、

  • 競った後のこぼれ玉を拾えるように、(特にターゲットになる)選手と選手との距離をコンパクトに保つ
  • 守備意識が高まって、自陣にポジションを下げ、相手選手をゴールに近づけない

といういつもの課題を解消するとどういう結果が導かれるのか、というのが見えた気がする。
(今日の試合は相手チームに当てはまる気がした。余計なお世話ですが。)

選手単位で見ると、結果を残した巻は点や決定的な仕事ができたこともさることながら、ポストプレーでの「ひとりで自分のボールにしてしまう」存在の“大きさ”がやっぱり去年までとは違って、本当に成長したことを感じる。阿部も川崎戦の得点以降、前に出てくるプレーができてきているし、クルプニはますますチームにフィットし、羽生も去年よりも1つ上のプレーを見せてくれている。水本も安定したプレーを見せつつ、攻めに転じては、まるでサイドの選手のふるまいで相手ゴールへと向かっていく。楽山もプレー時間を重ねるごとに“チームのメンバー”になりつつある。

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相手チームのガーロ監督が、「相手チームに関しては、4年ぐらい同じシステム、選手も変わっていないということで、すごくいいコンビプレーもあって相手の方がかなり上回っていたと思う。」とコメントしているが、毎年主力を失い続けても大型補強をすることができない(しないというものあるが)ジェフのチーム事情を知ってのコメントだろうか。選手のフィジカルの良さや、徳永などの選手の才能としてはぜんぜんFC東京の方が上に見えたんだけどね。余計なお世話か。

2006 ヤマザキナビスコカップ 予選リーグ第2節 千葉 vs 新潟

4月12日(水) 2006 ヤマザキナビスコカップ
千葉 3 – 2 新潟 (19:00/フクアリ/5,298人)
得点者:’20 鈴木慎吾(新潟)、’39 中島浩司(千葉)、
’63 岡山哲也(新潟)、’69 羽生直剛(千葉)、’82 巻誠一郎(千葉)

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気が付いたら京葉線に乗って蘇我まで来ていました。

前半は、2トップの2人の積極的なプレッシングに見て取れるように完全に新潟に押され、その上、ここでアピールして欲しい楽山・工藤がチームとして機能せずに、1-1で終えたのがラッキーとしか言いようのない展開。

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後半に入って、ハーフタイムの監督の喝が効いたのか、楽山がペナルティエリア内でポストプレイをこなすなど、フィールド上を自由に動き出し前半に比べて少しずつ活路を見出し始めたころ、櫛野のミスでまたもや失点。
この失点に前後して、羽生・山岸・要田が投入されたが、ボールに対する寄せ、パスコースを消す動き、ドリブル、そしてパスと、羽生がいるといないとではどの様に違うのか?というのが、羽生に対してありがたみを感じてしまうほど再確認。
その後は、その羽生が上手く合わせて要田からのラストパスを綺麗にゴールに流し込んで同点に追いつき、最後は山岸のクロスから巻が頭で決めて逆転。なんだかんだで勝利をつかんでしまった。

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前半に顕著に現れた課題と、積極的に攻撃参加するなど徐々にレギュラーに近づこうとしている水本、そして監督に「次の試合も出番があるから」と言われたという、ゆっくりとだけどチームのメンバーになりつつある楽山、そして、去年の今頃の時期とは比べ物にならないほど逞しく見える山岸・巻、そして“点取り屋”羽生と、チームが徐々に底上げされつつあるんじゃないかな、と、うれしい気分になりながらフクアリを後にした。

2006 J1リーグ戦 第7節 千葉vsC大阪

4月8日(土) 2006 J1リーグ戦 第7節
千葉 2 – 1 C大阪 (15:02/フクアリ/8,770人)
得点者:’3 羽生直剛(千葉)、’7 山岸智(千葉)、’15 西澤明訓(C大阪)

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ようやく今期リーグ戦ホーム初勝利!
テンポよくパスをつなぎ理想的な形で、羽生・山岸と調子のよい選手が得点を重ねる。開始10分も満たさずに2点のリードを得たこともあって、スタジアム全体に楽勝ムードがやんわりと漂い始めた頃、西澤にセットプレーからの豪快なボレーを決められる。あれだけ見事に決められると思わず拍手しそうになった。

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得点を決めた羽生・山岸はもちろん(めずらしく羽生がスーパーサッカーにも取り上げられていたし)よかったが、クルプニコビッチがかなりチームにフィットしてきたのがうれしい。90分間出場できたことはもちろん、そのなかで果敢に“走る”ディフェンスをし続けたことは見逃してはならないと思った。何よりクルプニのところでボールをキープできるのは非常に大きな武器だし、あとはスルーパスのタイミングさえ合えば完璧なのだが、どちらかというと林のようなタイプの選手の方が合いやすいと思われるので、なんとか山岸とのコンビネーションの精度を上げて得点を量産してもらいたいと思う。

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あと、阿部もようやく迷いが少なくなってきて、今日はもう安心してみることができた。で、巻!あれは外してはいけない。あと、要田は自分がストライカーであることを忘れたプレーを見せて、サポーターを落胆させるようなことはあっちゃならないと思う。水野も、特に後半の最後同じワールドユース組の苔口とマッチアップした際に、後ろに引き過ぎたポジショニングを取っていたことが、消極的な印象を受けた。最後に、ハースのケガは本当に気になる。

そういえばはじめて生西部さんを見た。スラッと背が高くて写真よりカッコよかった。

スタジアムグルメ紹介といえば!“敵地グルメ”!!

試合の次に大切なスタジアムグルメ。

ほとんどのアウェイでの試合は移動に時間を必要としますので、スタジアムで食事を取ることが多くなります。スタジアムによっては「・・・・。」な料理しか食べることができないスタジアムもありますが、“鹿島”などはスタジアムグルメ自体が目的の競技場もあるほどです。

そんな

スタジアムグルメ情報ですが、各々のサポーターが自分のブログにスタジアムグルメを紹介していたりするのですが、まとまって情報が掲載されているサイトは皆無に等しい状況にあります。
しかも、「アウェイ側の席からは店にいけない」「開始30分前には売切れてしまう」など知らなければつらい目にあってしまう情報もたくさんあります。

しかし、そんな状況の中で大宮アルディージャの公式サイトで提供されている「敵地グルメ」の情報は、このスタジアムグルメ情報を網羅的に取りまとめた、非常に貴重なスタジアムグルメ・コンテンツなのです。でも、なぜだかこの「敵地グルメ」のコンテンツは一覧ページがないため、今回一覧としてまとめさせていただきました。

「敵地グルメ」をチェックしてみなさんも、さあ!スタジアムへ!!

ここ数ヶ月で購入したDVD

最近といっても昨年末から現在に至るまでに購入したDVDの数々。ちゃんと見てないのに次から次へと買いすぎかも。

インサイド・ビョーク
デビューから現在に至るまでのビョークの表現者としての変遷を追ったドキュメンタリー。そこそこおもしろい。

ヴェスパタイン・ライヴ/ロイヤル・オペラ・ハウス
日本でもフル・オーケストラ編成で話題になった時のツアーのライブ映像。フジロックではこの小編成バージョンを見たが、そっちの方がよかった。理由はDVDだとやたらとカメラがすべての出演者を追うので気が散ってなんかいまいち、という感じ。

ミニュスクル
そのヴェスパタイン・ツアーのドキュメンタリー。ライブ映像よりはこちらの方がおもしろい。個人的には“マトモス”のインタビュー映像が見られるのは貴重だと思う。

スティル・グローイング・アップ-ライヴ&アンラップト / ピーター・ガブリエル
PGの最新ライブDVD。ツルッハゲ&巨漢の組合せで、なんというかどっかの宗教の教祖みたいな印象を受けてイマイチ素直に受け入れることができない。曲の構成がいいだけに残念。

HAS HUMAN AUDIO SPONGE Live in Barcelona-Tokyo / HAS
sonar2004 時のライブ映像。運良くこの場に立ち会うことができたので“メモリアル”的な意味で購入したかも。

シリアス・ムーンライト / デヴィット・ボウイ
げっ、“モダンラブ”が入ってない!!

ミース・ファン・デル・ローエ
時間は短いけど非常によい。バルセロナチェアが彼の代表作でないことを確認できる(あたりまえか)。

Frank Lloyd Wright~巨匠建築家 フランク・ロイド・ライト~
こっちは大げさなクラッシクと貧弱な映像(というか静止画)の為、なんか興醒め。最後まで見たことがない。

2006 J1リーグ戦 第6節 川崎vs千葉

川崎F 2 – 2 千葉 (15:00/等々力/10,316人)
得点者:’1 ジュニーニョ(川崎F)、’18 巻誠一郎(千葉)、
’81 ジュニーニョ(川崎F)、’89 阿部勇樹(千葉)

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早いものでもう第6節。去年はカウンターからの1激で沈むという非常に悔しい思いをした等々力競技場。しかも去年と異なり川崎は好調を維持して現在3位につけている。
試合の方は、開始1分でオシム監督も「恥ずかしい」とコメントする失点。サポーター全員呆気に取られる。その後も川崎に攻め立てられ大量失点による大敗を覚悟した10分過ぎから徐々に千葉がペースをつかみ始め反撃に転じる。

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やはり、今年「何かをつかみかけている」山岸のゴールに向かっていくドリブルで再三チャンスを演出し、18分に巻のゴールへと結びつけた。その後も川崎ゴールを脅かし続けるも追加点を奪えずハーフタイムを挟んで、徐々に主導権を川崎に奪われ始めたところで、逆にゴールを奪われてしまう。この前後からパスミスが目立ち始め、決定的な場面で何度もミスが出てしまったところが非常に悔やまれる。

敗戦も覚悟したその時に阿部の意地のゴールで何とか同点に持ち込み、引き分けで終えることができたが、阿部のゴール後の猛攻や何と言っても“開始1分”の失点を考えると、「勝ち点2を失った試合」と思えてならない。ただ、西部さんも言うように、その気持ちが今のジェフには足かせになっている気がしなくもないので、今はただ雨がやむのを待つしかない心境である。
ただ、前述の山岸やストヤノフの“リスクを取った攻め上がり”や、日増しに存在感が大きくなる巻など随所に好材料は出てきているので塞ぎ込む必要はないと思う。まあだからこそ、というのもあるのだが。