2006 J1リーグ戦 第8節 FC東京vs千葉

4月15日(土) 2006 J1リーグ戦 第8節
F東京 2 – 3 千葉 (16:04/味スタ/21,190人)
得点者:’9 巻誠一郎(千葉)、’31 巻誠一郎(千葉)、’55 クルプニコビッチ(千葉)、’61 ルーカス(F東京)、’69 赤嶺真吾(F東京)

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相手の状態が悪いというのもあったが、よい結果が残せてよかった。
とにかくジェフは、相手のマークが中途半端、マークの受渡しが成立してないのでプレッシャーがない中でボールを前に進められる、こともあって、ボールを奪ってからの攻守の切替が完璧にでき、特に、1点目の巻のゴールを演出した阿部の右サイドの突破に見られるように、ボールを奪ってからの攻めに対する積極性がいい方向にだけ機能して、しかもプロセスに見合った結果をコンスタントに重ねられたことによって、勝ち点3を得られたのだと思う。

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オシム監督が口をすっぱくして言っている、

  • 競った後のこぼれ玉を拾えるように、(特にターゲットになる)選手と選手との距離をコンパクトに保つ
  • 守備意識が高まって、自陣にポジションを下げ、相手選手をゴールに近づけない

といういつもの課題を解消するとどういう結果が導かれるのか、というのが見えた気がする。
(今日の試合は相手チームに当てはまる気がした。余計なお世話ですが。)

選手単位で見ると、結果を残した巻は点や決定的な仕事ができたこともさることながら、ポストプレーでの「ひとりで自分のボールにしてしまう」存在の“大きさ”がやっぱり去年までとは違って、本当に成長したことを感じる。阿部も川崎戦の得点以降、前に出てくるプレーができてきているし、クルプニはますますチームにフィットし、羽生も去年よりも1つ上のプレーを見せてくれている。水本も安定したプレーを見せつつ、攻めに転じては、まるでサイドの選手のふるまいで相手ゴールへと向かっていく。楽山もプレー時間を重ねるごとに“チームのメンバー”になりつつある。

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相手チームのガーロ監督が、「相手チームに関しては、4年ぐらい同じシステム、選手も変わっていないということで、すごくいいコンビプレーもあって相手の方がかなり上回っていたと思う。」とコメントしているが、毎年主力を失い続けても大型補強をすることができない(しないというものあるが)ジェフのチーム事情を知ってのコメントだろうか。選手のフィジカルの良さや、徳永などの選手の才能としてはぜんぜんFC東京の方が上に見えたんだけどね。余計なお世話か。

3 thoughts on “2006 J1リーグ戦 第8節 FC東京vs千葉”

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