J1:第1節 大宮 vs C大阪

3月7日(日) 2010 J1リーグ戦 第1節
大宮 3 – 0 C大阪 (15:05/NACK/10,210人)
得点者:14′ 橋本早十(大宮)、44′ 石原直樹(大宮)、82′ ラファエル(大宮)

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長い冬が終わりようやく2010年シーズンが開幕。ジェフが熊本でのアウェイの試合ということもあって、今季の開幕はNack5スタジアムで迎えることにしました。

ノロウィルスに感染したことに気がつかずに試合観戦をしてしまい、寒さもあり帰路ではほぼ死の淵をさまようような体験をしました(笑)。まだ体調が万全ではないので箇条書きで感想をまとめます。

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  • 塚本がピッチの中央に現れ、四方に深々と頭を下げると、スタジアムの全方向から「塚本負けるな!」というコールが響き渡る。もちろんセレッソ大阪側からもだ。医師は2度とプレーできないと言っているがまだ全てが終わったわけではない。どんな形でもピッチに戻ってくることを真に期待する。
  • 今、自分の夢は、日本代表に入るとか、ワールドカップに出るとか、そういうことではなく、ただ純粋にサッカーがしたい。ピッチを全力で走り、仲間のみんなとまた笑いながらサッカーをしたい、それだけです。」という塚本選手の言葉は本当に胸を打つ。
  • 安英学と金澤や橋本がほとんどファールの形でセレッソの攻撃の目を摘むので、セレッソに攻撃のリズムを作らせない。最終ラインにはマトと大分から獲得した深谷と地味ながら質実剛健な布陣を要しているように見えた。
  • 逆にセレッソはマルチネスとアマラウの関係が悪く、またこの中盤でボールが収まらないので、まともな形でビルドアップすることができず、フラストレーションの溜まる試合運びをしていた。特に縦の運動量が不足している為に、組織的な守備を見せる大宮に対して全体的に連携不足が目立った。
  • 香川と乾も局所的なウマさを見せるのだが、いかんせん数的不利の状況下のことであったため、ほとんど機能しなかった。アドリアーノが裏に抜けるタイプなだけにセオリー通り、ポストタイプの選手を入れてタメを作りたいところ。
  • セレッソは去年のジェフのようなサッカーをしていた。つまり18位のサッカーということ。
  • それにしてもラファエルはやはり良い。ああやってタメが作れるし献身的なプレーをきっちりこなすので他サポながら評価が高い。性格も良さそうだし。