日本ではあまりパッとしないが、今後の音楽シーンを背負っていって欲しいアーティストのうちの1つであることは間違いないキラーズのライブ。
会場のZEPP 東京は、客席は超満員ではないけどやたらと外国人比率が高い、というこのアーティストの評価をまさに表すようだった。
ヴォーカルのブランドンのUKアーティストの様な甘いマスクに騙されそうになってしまうが、彼以外のメンバーのビジュアルはバンドが違うとしか思えない程のハードロック/へヴィーメタルな風貌で、非常に骨太な演奏を聞かせるバンドだった。
ひょっとするとHR/HMから流れてきて、(ぶっちゃけ金のために)今の曲調に落ち着いたとみると非常に納得ができた。
だからこそこの王道感すら漂う「ベタ」なメロディーラインの楽曲がずらりと並ぶステージを提供してくれる彼らには、もっと大きな存在となって大きなステージで演奏して欲しい。そういえばこの日のステージは、曲のスケール感に対してとても小さく、そして窮屈に見えたっけか。
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