10月18日(土) 2008 J1リーグ戦 第29節
千葉 0 – 0 新潟 (16:03/フクアリ/16,407人)
また、「残留」の2文字のプレッシャーに負けてしまった。勝ち点1を得ただけでも幸運だったと言う他ない。セットプレーの場面をはじめとして、意思統一と前への意識への希薄さが連勝中のそれとは違っていた。
永田、千代反田、そして巻にマンマーク役を任されていた千葉の3人で壁を形成し、ロングボールに対する対応特に巻にボールが入るのを防がれ、攻めのリズムを生み出せずにいた。
こういった展開では、1対1の仕掛けや人数をかけた細かなパス交換から相手を崩す攻めに活路を見出せそうなのだが、昨日の試合では勝たなければならないというプレッシャーから「気後れ」が生じてしまい、危険なプレーを披露することができなかった。ここには工藤により多くのことを期待したかったが、惜しいシュートを除いては存在感を示すことが出来なかったように思う。
逆に、リーグ終盤に向かうにつれ、失点の減少を物語るように池田と岡本の成長に目を見張るものがある。昨日のMOMは岡本だろうし、池田の打点の高いヘディングは、今の千葉で一番安心して見れるプレーになっている気がする。
勝ち点3を積み重ねたV東京に抜かれ15位に後退。そして次節の対戦相手の大宮は後がないことを考えると死に物狂いで立ち向かってきて、とても苦しい試合になるだろう。
残り5試合が本当に正念場。どんなに無様な形でもゴールを奪って勝ち点を積み重ねて行って欲しい。
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