【J1:第32節】 千葉 vs 横浜FM

11月18日(日) 2007 J1リーグ戦 第32節
千葉 2 – 3 横浜FM (17:00/フクアリ/15,678人)
得点者:20′ 中澤佑二(横浜FM)、67′ レイナウド(千葉)、79′ 工藤浩平(千葉)、80′ 大島秀夫(横浜FM)、84′ 田中隼磨(横浜FM)

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方法を問わず、結果を残さなければならない時があると思う。

考えてみれば当然なのだが、試合後に知った事実として、選手・スタッフ含めクラブのメンバー全ては木曜の晩から3日間ほとんど寝られない状態だった。そう考えると終盤の失速は致し方ない面があるが、とは言ってもなんとか勝ちを収めて欲しかった。

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この試合では、山岸が逆サイドに水野がいないという理由があるものの、積極果敢にサイドを駆け上がる姿勢は見事で代表に相応しいプレーだったと思う。あと、メディアでは代表に縁のある巻、山岸、水本、水野がオシムチルドレンとして取り上げられるが、33歳にしてレギュラーを勤め、イビツァ・オシム監督からは「プロフェッショナル」と称される斎藤がこの試合でもクレバーで判断のよいプレーを披露する姿を見て、ここにも申し子がいるということを思い返させてくれた。

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試合の方は、フクアリの杮落としの際にやられてしまった、得点後のワンプレーでやられ、選手交代時に選手間のコミュニケーション不足で相手を簡単にフリーにして、10人相手に逆転負けを喫してしまった。ただ、前述のコンディションの問題に加え、監督の采配として、ジェフはそもそも実質2バックで望んでいるところを相手が1TOPになったことで本物のディフェンスの選手を削り、実質1バックになってしまった采配は、リスクの冒し過ぎの悪い病気が出たように思う。下村の不在が痛いが今のジェフには守備的な選手が少なすぎる。