「お散歩旅行日和」に掲載されていた陶芸で有名な栃木県の益子(ましこ)がずっと気になっていたのですが、GW前に駅で「春風益子陶器市」のチラシを偶然目にして、天気もいいことだしちょっと早起きして益子に向かうことにしました。
のどかな田園風景が広がる中をひたすら走り抜けていく真岡線に乗って益子駅に到着。駅前はあまり何があるという訳でもなく「こりゃ期待しすぎたかな」と、とぼとぼ10分ほど陶器市の会場の方に向かって歩くと、いきなり「ここは自由が丘か?」と見紛わんばかりの人だかりに遭遇しました。
1本の道の両脇に陶器屋やカフェが立ち並び、さらにその軒先でテント販売の形で陶芸品が売り並べられていました。一般の店舗のほかにテント販売が500店舗というだけあって、いたるところにショップが立ち並び、売られているものは陶芸だけに限らず、まさにフジロックのフィールドオブヘヴンの感じで、アクセサリや雑貨類も売られていました。この区画全体がちょっとしたアートスペースになっている感じでした。
有名な「STARNET」や「土空間/KENMOKU」も京都や青山の一部のショップが持つアートセンスが提供されるステキな場所で、まだまだ知らない場所はいろいろとあるんだなあと思い知らされました。
帰りはちょうど真岡線の時間がSLの時間に当たりましたのでそのまま500円のSL整理券を追加で買って戻ってきました。秋の陶器市(11月上旬)にもふらりとまた来てしまいそうです。