例年通りフジロック予習用にいろいろ買い込んだものの、なんだか佳作ばかりの印象。ジェイコブ・ディランはよかった。
アルバムの表題曲「Viva la Vida」が曲のクォリティが飛びぬけて高いものの、「1曲のなかで複数の曲・展開があったほうがおもしろい」というプロデューサのブライアン・イーノをはじめとする制作者たちの意図があまりうまく機能しなかった模様。逆に全体的にまとまりがない印象を受けてしまう。各曲のクォリティは高いのでライブの方がたのしめるのかもしれない。
Viva la Vida
Coldplay
「波動拳」というそのまんまなアーティスト名が日本人にはマイナスのバイアスをかけてしまう。最初は「プロディジーのフォロワーね。あああれから10年経ったんですね」ていどにしか思えないが、聞き込んでいくうちに思いのほか各曲の完成度が高いことに気がつく。あと、プロディジーを聞きなおしてみたら、逆にハドーケン!に10年の音の進歩を感じた。
ミュージック・フォー・アン・アクセラレイテッド・カルチャー
ハドーケン!
ゆったりとした「宇宙空間感」が魅力的な1枚。「宇宙遊泳」同様に聞いていると気分が落ち着いてくる曲が多いので長く服用する可能性大な1作。
Songs in A & E
Spiritualized
その他にすでに取り上げた作品はこんな感じ。
ライク・ドローイング・ブラッド
ゴティエ
Stainless Style
Neon Neon
Seeing Things
Jakob Dylan
Med Sud I Eyrum Vid Spilum Endalaust
Sigur Ros