あいかわらず60年代ブームは続いています。ジョニ・ミッチェルとかキャロル・キングとかそういうのばかり耳にしています。新しいカルチャーはやっぱり先駆者というか一部の天然の天才がおいしいところをかっさらうものなのね、と再認識しています。
さすがウェンブリー・スタジアム2日間をソールドアウトさせるだけのパフォーマンス。それにしてギターリフのメロディを大合唱する7万人の観客がアホすぎて最高。全員が幸せそうだ。よく言われるようにマシューとフレディー・マーキュリーの姿が被って見える(全身タイツはいてないけど)。ヴィジュアル系で耽美系と誤解されがちだけど、ステージは完全に大衆に向けたハードロックの世界。しかも王道ともいえるメロディラインは決して聞き手を飽きさせない。のちにライブ盤の名盤と語り継がれるであろう1枚。
ハープ(DVD付き)
ミューズ
彼女たちのすばらしい点はアーティストでありプロフェッショナルである点。いかに歌謡曲の世界がいい加減であったのかが露呈してしまったけど、昨今の安室といい、いいものづくりをしていればどこかで誰かが支持してくれるという好例。
GAME
中田ヤスタカ
電気という名の卓球のソロプロジェクト・・・にしか聴こえないや。今日の日本のテクノシーンがあるのは彼らのおかげだし、かれらは存分に闘ってきたから、かなり大目に見てもいいけど。若い世代に誤解されないかなー、というのだけ心配。ま旧譜聴いてください「VOXXX」とか。
J-POP
電気グルーヴ
今年猛プッシュされている新人アーティストだけど、アーケイド・ファイアには遠く及ばない。「アークティック・モンキーズ」や「クラクソンズ」あたりからこういうのには付いていけなくなった。歳を取ったということで。
カラフル・ライフ
ケイジャン・ダンス・パーティ
よくも悪くもマドンナ商法。先端の音づくりを一見全面的に取り入れていると見せつつ、ちょっと中に入ると80年代からまった進歩しないベタなメロディーライン。こうやって古いファンを切らない努力が今日の成功の要因の1つかもしれない。ま、90年代初頭の転換期に痛い思いをした反省から来るものだろうけど。
Hard Candy
Madonna