福島県いわき市久之浜のGWから8/27の奉奠祭花火大会までの現地の状況を、写真で比較してみることにした。
水路
2011/5/7
崩れ落ちた塀など「これどうやって片付けるんだ?」と頭を抱えた状態の水路。
2011/8/27
左側の敷地も更地になったが見事な状態までに回復している。ただ左側の民家の壁はいつ崩壊してもおかしくない。
ポスト
2011/5/7
5月にこのポストを見た時は何とも悲しい気持ちになった。
2011/7/16
周囲の瓦礫やヘドロも取り除かれて見るに耐えうる状態に。なによりポストに「ガレ花(瓦礫に咲く花)」が咲いて印象が大きく変わった。
2011/8/27
奉奠祭当日はボランティアによる催しも相まってさらに華やかな状態に。無責任な意見だけど、このポストはこの形で残すという選択肢があるかもしれない。
通りの入口&蔵
2011/5/8
駅を背にして、久之浜の中心街に入ったところ。白壁の蔵の壁の白さが際立つが、道路以外の土地は一面瓦礫の山。何とか道路を確保したという状況。
2011/7/16
白壁にガレ花が咲いた。奥の瓦礫はまだたくさん残っているが手前はずいぶん片付いている。
2011/8/27
ガレ花が描かれた蔵が完全に取り壊される。なんだか少しもったいなく感じる。
住宅街
2011/5/8
両側の瓦礫と左手のむき出しになった鉄骨の姿が痛々しい。
2011/8/27
方向は逆の写真だが、瓦礫はほとんど片付いていることが分かる。鉄骨を含めて建物は完全に取り壊されている。
側溝
2011/5/7
ここでのヘドロが1番「生活感」のあるヘドロだった。ガラスや刃物、食べかけのお米など様々なものがヘドロの中に含まれていた。作業をしている後方につまれている瓦礫も今では信じられない量。
2011/7/16
これも向きは逆だが左手の商店を除けば、どこにでもある普通の路地と言える程度まで回復した。
住宅地
2011/5/7
一面瓦礫。他に形容しようがない。
2011/8/20
瓦礫が取り除かれて住宅の基礎工事が目に付く。90度向きが異なるが後方のお社で同じ方向を向いていることが確認できる。
住宅地
2011/5/7
本当にこの日は「この場にいる」というだけでメンバーに緊張が走っていた様に思う。
2011/8/20
それが瓦礫除去業者が重機を使い、ボランティアが細かい瓦礫を手で拾い、3ヶ月かけてここまでの姿にした。
2011/8/27
そして、地元の方々が奉奠祭に参加するため久之浜に戻ってきた。