【アジアカップ:日本 vs オーストラリア】

AFC アジアカップ2007 決勝トーナメント準々決勝
7/21(土)19:20キックオフ(日本時間)/ベトナム・ハノイ
日本 1-1(PK4-3) オーストラリア
69′ アロイージ(オーストラリア代表)、70′ 高原直泰(日本代表)

テレビ観戦なのでテキトーに。

  • 今野、憲剛にはガッカリですよ。リスクを冒さない、責任を取らないプレーはホント残念です。つうかJでも対戦する時は同じ様にプレーして欲しい。
  • 巻の調子が上がっている。ということで今すぐ飛行機に乗って帰ってきて欲しい。本気で。
  • 巻がフォアチェックに行き、選手が走っている姿を見ていると「ほんとジェフっぽいサッカーになってきたなあ」と思ったけど、これがやっぱり今のオシムサッカーなんだな、と再認識した。
  • オシム監督の相変わらずの変態采配を見た。全国の視聴者の方々は引いたと思いますが、まああんな感じです。「観客とガマン比べをしました」というぐらい交代をしない人です。まあその試合に入るまで選手がどれだけのコンディションで、次の試合まで間隔が何日空くのかで変化をつけますけど。
  • お願いですから阿部を最終ライン以外で使ってください。
  • 高原すごい
  • 松木が代表を褒めだしてキモイ。でも、PKの「かわぐちー、かわぐちー、かわぐちー」はよかった。
  • キューエルはほんとダメだな。

アジア杯は必ず優勝しなければならないのだろうか?

「次のコンフェデに出場する為にも、アジア杯には絶対優勝しなければならない!」という、メディアの代弁者としてのコメンテーター(つうか松木、セルジオ越後)が声高にしているけど、次のコンフェデは南アフリカで開催されることを考えると、選手やサポーターの為にも行かない方が賢い選択だと思うのですが。

現地の人に言わせると、日本人女性は暴行の格好のターゲットらしいし、ドイツのコンフェデの時は各国はマジメに試合していたけど、南アフリカで同様にプレイするとは思えないしね。優勝してもコンフェデだけは棄権、というのが正解な気がする。(まあ南アで開催しない可能性もなきにしもあらずだけど)

2007年 アジア杯展望

ついにオシム監督の本気モードが見られるアジア杯が開幕する。

これまでの試合はテストの感が強かっただけに、ひさびさに本気のオシム監督が見られるのはうれしい限り。常人では理解できない、スターティングイレブンや交代策など見どころは満載。ただ、交代策は非常に堅実、準備が全ての監督なので、奇手・奇策の類を見ることはできないのだけど。予想フォーメーションなんぞするだけ無駄なのだが、3トップで来る相手が少ないと見てか、2バックをベースとした比較的4バックよりのスタイルで行く気がする。

あとは、ジョーカーの形で用いられる選手が誰なのか。播戸、寿人、羽生、水野あたりが攻撃的オプションで、ジェフの中島の様にクーローザー役で用いられる選手、先行している場面で、パワープレーに出てきた相手のパスの出しどころを潰す選手(速さがあって高さもある選手)として、巻・・・(あとが続かない。あとは橋本、太田ぐらいか)のどちらのオプションを行使してくるのかによって、オシム監督の考えが見えてくると思う。
ただし、潰し役の選手を投入しても、必ずしも守備的であることはなく、高い位置から積極的にプレッシングを掛けてパスの出しどころを抑えてから、そのこぼれ球を拾う形で速攻に持ち込む形もあるので、そういう意図の下で采配を振るっていることを理解してもらえるとうれしい。

気候が暑苦しいこともあり、選手達の消耗度も激しい為、「あのままでは○○が死んでしまうと思ったから」的交代もあるし、全員に出場の機会が与えられると思っていていいと思う。

  • 高原、貴章、中村俊、中村憲、遠藤、啓太、阿部、中澤、加地、駒野、川口

というのが予想フォーメーションだけど、自分がオシムだったら、

  • 高原、巻、中村俊、山岸、駒野、中村憲、啓太、阿部、今野、中澤、川口

でスタートして、巻→貴章、中村俊→寿人、山岸→水野 という形で交代枠を使っていくような気がする。

攻撃を厚くして守備は要所だけ押さえる形のアジアレベル仕様っていう考えですべて対処していくと思うし。(そうかんがえるとリベロスタイルってやってないなあ・・・)

3.24 横濱チャレンジ! 日本代表 vs ペルー代表

キリンチャレンジカップ2007 – ALL FOR 2010! -
2007年3月24日(土)19:30/横浜国際総合競技場(日産スタジアム)/60,400人
日本代表 2-0 ペルー代表
得点:19′ 巻誠一郎(日本)54′ 高原直泰(日本)

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去年はドイツW杯後、ほとんど日本代表の試合を観ることができず、年が明けてから日本でのサウジ戦を見ると思ったよりオシムサッカーが形になってきていたので、ちょっとオシ爺の姿も見たくなったこともあり、代表戦を観にいってしまった。

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後半の早い時間でコンディションの問題で相手がほとんどプレスを掛けてこなくなったこともあり、ゆるい試合展開になってしまった。前半日本が自由にプレイできていない時間にセットプレイから得点していなければ違った試合展開になったかもしれない。

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監督が言うように、1人ひとりの選手がチームプレイではなく、自分のアピールの為のプレイに走りがちになってしまい、サウジ戦よりはチームとしてのダイナミズムが若干後退してしまったかもしれない。まあジーコ時代に比べると格段な違いなんだけど。

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阿部がやっぱり攻守の切替を実にスムーズに行なって、いたるところに顔を出していたけれど、遠征の疲れか判断の面でミスが多くピンチを招いていたので、やはり1番最初に交代させられた。高原は中盤によく顔を出しポスト役をこなし、ディフェンスも献身的に行っていた、逆に巻は相手ディフェンスの裏を狙うポジショニングと、あまり積極的にプレスにいかない姿は、「押さえているのかな?」と思わせるほどだったが、時間が経つにつれ、お互いに本来の役割に自然と戻っていった。巻はちょっとずつコンディションが上がっているのか、徐々にらしさが見えてきてよかった(ヘディングでのパスとか)。水野は本人も言うようにいつもの水野だった。

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それにしても、気が付くと巻、阿部、羽生、水野そしてベンチには水本とオシ時爺といったいどこのチームの試合を見に来ているのかわからなくなった(笑)。