2010Jリーグプレシーズンマッチ 鹿島 vs 千葉

7月3日(土) 2010Jリーグプレシーズンマッチ
鹿島 0 – 1 千葉 (16:00/ひたちな/4,880人)
得点者:29′ 伊藤 大介(千葉)

P7034548

キャンプ開け直後ということもあり、コンディションの問題から鹿島に一方的に攻められる展開を予想したが、予想に反してこの試合で収穫があったのは間違いなく千葉だった。

ということで感想は箇条書きで。

  • 鹿島は選手も戦術も変わってしまった千葉の情報を知るよしもなく、そのギャップが想像以上に千葉側に優位に働いてしまった印象。本番であればこうはいかない。
  • ただ驚いたのは、千葉が鹿島に対して、ボールを回させられたのではなく「ボールを回せた」こと。相手エリアの狭いスペースで細かくボールを繋ぐ千葉のサッカーは今シーズンベストに見えてしまうほど。
  • スタメンに起用された伊藤の相手選手間でボールを受ける動き、ボールを持つと力強く前を向こうとする意識、そして決勝点となったゴール。工藤もうかうかしていられなくなった(笑)。
  • 中後はインタビューで「アンカーの役割が自分のなかで整理できてきた」と語るように、何度も相手のパスをカットする場面が目立った。前半、深井にピンポイントで通したロングパスは後半戦の大きな武器になるはず。
  • 逆に守備陣はあいかわらず不安。鹿島のFWの斜めに走る動きに対応できず、何度も1対1の場面を作ってピンチに陥る(その度にマルキが外してくれたので事なきを得たが)。
  • 練習試合ということもあるが、アレックスは終始上がりっぱなし。

おまけ: 正座をして試合を見守る渋川コーチ。

P7034552