5月29日(土) 2010 J2リーグ戦 第15節
水戸 1 – 0 千葉 (13:04/Ksスタ/5,906人)
得点者:65′ 片山真人(水戸)
経験があって能力のある相手監督にいつも同じ形でやられる。やはり限界なのかな。
水戸はしっかりと守り、中盤と最終ラインのフィジカルが千葉に勝ることで、自分たちのペースでゲームを進めていた。攻撃の形でも千葉のボールを奪うとFWの選手を斜めに走らせる形で裏のスペースを有効に使い、シンプルな形でゴールに迫っていった。
一方千葉はそうした相手のプランに自らのリズムを崩した上に、必要以上に水戸を恐れプレーにどんどん余裕がなくなり、さらに相手の術中にはまる格好になった。
これまで敗戦を喫した徳島戦や岡山戦とまるで同じ形なのだが、千葉側の対策がまるでなっていない。相手に幾度跳ね返されても同じようにパスを入れてしまう姿に残念な思いをした。
ついに上位2チームに離され、下位のチームにも勝ち点で並ばれつつあり次節にも追い抜かされそうな勢いだ。今課題として狭いスペースでボールを繋ぎ相手を崩すことにトライしていることは分かるが、そろそろ要所要所でサイドチェンジも織り込むべきではないか。いずれにせよ、今のボールのもらい方を続けていては、理想とするサッカーは実現できそうにないが。