5月9日（日） 2010 J2リーグ戦 第12節
千葉 1 – 1 福岡 （14:03／フクアリ／12,163人）
得点者：26′ 佐藤勇人（千葉）、36′ 中町公祐（福岡）
2週間で5試合の過密スケジュールの最終戦。自然の摂理に抗うことなど到底できず案の定フィジカル面での不調がたたり内容・結果ともに残念な形となった。
選手に「リスクを冒せ」と言う割に指揮官自身が試みなければならないチャレンジと我慢が今期も足りない気がする。
前半から福岡が積極的に前に出てきて千葉が防戦一方の展開となった。後半太田が投入され右サイドの空いたスペースを上手く使えるようになってからは千葉が押し込む場面が目立ったが、総じてみればこの日は福岡のゲームだった。
福岡は中盤の選手が良く、特にゴールを決めた中町は判断良く何度もインターセプトを成功していたが、プロフィールを見ると群馬の高崎高校出身とのこと。なるほど納得（でも湘南を一度退団して慶応経由で今期から福岡入りした苦労人のようで）。
試合の内容についてはこれ以上特に語る内容もなく、「工藤、佐藤勇人のところは試合の2日前から少しいじらなければと考えてはいましたが、私の決断でしたので私が未熟でした」と指揮官自身が認めているポイント等、選手起用面でのレベルアップが図られなければ、チームの「エンジン」が取り返しのつかない状態になり、昇格に向けて前進できなくなる可能性が何より心配だ。