J2:第4節 千葉 vs 草津

3月28日(日) 2010 J2リーグ戦 第4節
千葉 2 – 1 草津 (16:03/フクアリ/10,068人)
得点者:63′ 戸田和幸(草津)、82′ 青木孝太(千葉)、90’+2 アレックス(千葉)

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4月も間近だというのに、真冬の寒さの中でのとても厳しい観戦でした。ひさびさのロスタイムでの逆転劇でしたがまだまだ前途多難な道程のようです。

太田、青木孝、巻が投入されて、最後の最後で草津を逆転することができたが、前半から後半途中までジェフがいつも通りにポゼッションに囚われたプレーをしていたところを、後半途中からシンプルに繋ぐサッカーに切り替えたことが奏効した。

逆に前半思うように自分たちのサッカーを表現できなかった理由としては、ネット、倉田、アレックス、工藤を中心としたジェフの選手と相手選手が狭いエリアに密集した形になってしまい、狭いところを無理に通そうとして相手にパスを取られ、足元にボールを受けて前を向こうとすると相手の足が目の前にあるような状況でプレーすることになるという本末転倒な状況の為だろう。

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試合後に江尻監督は「私の中で今年トライしているのは、最後の16メートルから20メートルにかかった時にスペースに出すなということ」とコメントしていたが、このポイントや簡単にサイドチェンジをしてプレッシャーのかかった状況から逃げない、ということにチャンレジしているようだが、1年でのJ1復帰を目標に掲げているのであれば徐々に軌道修正を図るべきだと考える。

特にジェフの選手は生真面目な為、監督の言いつけを守りすぎる傾向があるので、このコメントはあくまでも「表向き」の言葉であって、相手の裏をかくための言動であって欲しいと願う。

それにしても青木孝太のゴールは見事。もう2~3年前からこの様にジョーカーの形で起用され結果を残していって欲しかった。今からでもまだ遅くないのでゴールの山を築いていって欲しい。