【第89回天皇杯4回戦】岐阜 vs 千葉

11月15日(日) 第89回天皇杯4回戦
岐阜 1 – 0 千葉 (13:00/熊谷陸/3,569人)
得点者:44′ 吉本 一謙(岐阜)

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今日勝ちを手にして勘違いしたまま来期を迎えるよりも、自分たちの戦いの場がどのような場所であるのかを知ることができたと言う点で、今日の結果は何故だか自然に受け入れることができます。


安定しない主審「岡部拓人」の笛、南北に建つスタジアム構造のせいで何故か目に入る日差し、そして突風まじりの強い風もあって、ジェフは前半非常に攻めづらい時間を過ごした。
なんとか耐え忍んで後半に反撃してもらいたいと思っていたけど、前半の最後の最後にゴールキックのはずのプレーをコーナーキックと判定され、そこから痛すぎる失点をしてしまった。

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それにしても、J2というのは厳しい戦場だということを思い知った気がする。今日感じたその厳しさを挙げてみると、

  • J1では見られない手を使ったプレーの数々。J1であれば見えないところの狡猾なプレーになるが、技術が無いところをあからさまに相手選手を手を伸ばして押して倒すなど酷さが目立った。特に巻との接触プレーでは、飛ぶ前に後から押すなどJ1では信じられないプレーが散見した。
  • 審判の笛はJ1で見られるような「作為的な笛」とは違い、見ていない・見えていない・判断できないことが理由のスキル不足が理由で誤ったジャッジが連発されていた。J1と比較して3倍は誤審が起きる覚悟をする必要があるだろう。
  • 今日はたまたま熊谷競技場が会場となったが、芝の状態が悪く両選手ともに何度も転倒し、ボールをまともな状態で蹴ることもままならない。こんなピッチコンディションでは試合は相当数覚悟しなければならないし、芝が原因でのケガも非常に心配だ。

という怖さを今日の試合だけで思い知った気がする。
今のジェフは行儀が良すぎて来年早々に躓いてしまうだろう。そのためには、チープのコンセプトをシンプルにして、自らの矛と盾を磨き上げる必要があるだろう。

来年は色々覚悟しなきゃだめだなあ・・・。