【J1:第7節】千葉 vs 浦和

4月25日(土) 2009 J1リーグ戦 第7節
千葉 0 – 1 浦和 (16:03/フクアリ/15,428人)
得点者:58′ エジミウソン(浦和)

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チームとして最低限できることは見えたけど、相変わらず知性が足りない。

前半の様子では引き分けでの痛み分けが濃厚な試合展開だったが、下村が負傷退場している時間帯に無謀な攻めを展開しカウンターを喰らい決勝点を奪われるというなんとも情けない試合展開だった。

前半の和田からのクロスや、スムーズにサイドチェンジが交わされるようになり、特に雨でなければミスしなかったはずの深井へのパスは今後が期待できる内容だったが、ドリブルで押し込まれるとジリジリと後退する悪癖、ボールを奪った後に責め急ぎすぎ直ぐにロストしてまたカウンターを喰らうという悪循環は、そろそろ克服してチームとして成長してもらいたい点だと思う。

中後がいればそこに一旦預けてという選択肢が生まれるのだろうけど。

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気がつけばまた自動降格圏の17位だが、今年は去年以上に混戦模様となりそうなだけに、賢くゲームをオーガナイズし勝ち点を手にしていって欲しい。

それにしてもミシェウが残念すぎる・・・。

相手の浦和について語る余裕はないけれど、去年と比べてやはり飛躍的に組織化が進んでいるように見えた。組織と個の融合の途中段階だけあって去年ほど突出した個の力を感じる場面は減ったけどサッカーとしてはこっちの方が明らかに正しい。
原口と山田直輝については、2人の戦術理解度の高さに驚かされたが、個人的には原口より山田直輝の方が気になった。

山田直輝のボールに対するカラダの入れ方や1つひとつのプレーから感じるふてぶてしさというのは敵ながら非常に頼もしく、若い世代から面白いプレイヤーが生まれてきていることを単純にうれしく思った。