8・9月に買ったCD

気が付けば10月になっていました。夏は暑かったけど、音楽的にはいまいち盛り上がらなかった記憶が。というかそもそもここ2ヶ月の記憶があまりありません(苦笑)。

1枚目と2枚目とマスタープランを作った功績でバカ兄弟(最近あまりバカをやらなくなって少し寂しいけれど)は、音楽の面でも年金生活に入っていたと言えたけれど、この作品が「1997年8月21日」に止まった彼らとぼくらの時計を再び動かした。しかし、「オアシス的」であることの放棄を意識して制作したこの作品が、逆に今までの作品が「オアシスやろうとして失敗してきた」事実を再認識させてくれておもしろい。まあ物事はえてしてそういうもんだけど。

「ボーカリストとして恥ずかしいことはできない。」という理由から毎朝6時に起きて朝ジョギングを日課にするようになったリアムの声に若さが戻ってきているのも見逃せない点。そうだ!リアム歌え!ノエルに歌わせるな(笑)!!

Dig Out Your Soul
Oasis
B001DNZ954

さすがブライアン・ウィルソン。66歳の新作とは思えない作品中に満ち溢れる陽の光。青春とは心の持ちようによっては一生続けられるのかも、と思ってしまう一作。でもそれはカリフォルニアの陽の光が人の心を惑わせているからなのかも。

ラッキー・オールド・サン(紙ジャケット仕様)
ブライアン・ウィルソン
B001CRGTXM

時代を牽引しなければならないTV ON THE RADIO の作品としては、その高みに達していない作品。各メディアで語られているように、彼らはもっと自由に表現していい権利を手にしているし、各アーティストのプロデュースワークで手腕を発揮していることから見て取れるように才能も疑いない。現代の音を作っているのは彼らなのだから、もっと世間を困惑させる作品を叩き付けなきゃダメだったのに。かなり残念。
とにかく罰としてデヴィット・ボウイの新作をプロデュースさせたい。

Dear Science,
TV on the Radio
B001EOQTSI

前作「THE BOY WITH NO NAME」が名盤だっただけに、それに続く今作はちょっと力不足な印象を受けてしまう。もうちょっと聞き込めば印象が変わるのだろうか。M10、M11と後半から結構盛り上がってくるので、後ろから再生すればよいのだろうか。

Ode to J. Smith
Travis
B001E1GXHS

「ファンの絶え間ないサポートに感謝して」として、突然無料でダウロード提供が開始された作品。そういうこともあって音作りは非常にカジュアルなつくり。初期の作品が好きな人間としては、トレントレズナーの「実はベタなメロディ趣味」というのが前面に出すぎてしまっていてちょっとかっこ悪さを感じてしまう。とはいえ、もう一度ドラッグ漬けの生活に戻ってくれという訳ではないのだけれど。

The Slip
Nine Inch Nails
B001B71NOI

高校の音楽の授業でフォークギターのテストの際に課題曲に「家」(「風」にしたかったが短すぎた)を選ぶほど、ユニコーン時代からの奥田民生ファンだが、このライブ盤の存在をしらず、「『海へと』はいい曲だったけど、自分の締め切りに間に合わなかったからパフィーに渡した。」というエピソードを耳にして、その「海へと」を民生自身が歌っているライブ盤がある、ということでこの作品の存在を知った。販売は2003年、この5年間私は何をしていたんだろう・・・。

ともかく名盤。すばらしい。ソロ初期の曲など最近耳にしていないので懐かしくもあり、現在の作風との違いに驚きと発見をし、そういえば95年前後の狂乱の時期に民生は戦っていた、ということを思い出した。これを耳にするとやっぱりユニコーン時代の曲を聞きたいなあと思ってしまう。「与える男」とか超聞きたい。

OKUDA TAMIO LIVE SONGS OF THE YEARS/CD
奥田民生 井上陽水
B0000CD88Y

そういえばこれも買った。再結成した彼らの新作。ヴァーヴには思い入れはあまりないけれど、この作品も結構好き。この時期、オアシス、トラヴィス、ザ・ヴァーヴの作品を同じ時期に買うって、いったい今は何年なんだか。

FORTH~再生
ザ・ヴァーヴ
B001CRGTTQ

3 thoughts on “8・9月に買ったCD”

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