Goal !
なんとなく「後ろめたいお金のニオイ」がして、こういう映画は「敬遠するのが勝ち!」みたいなケースが多いけれど、この3部作の一大叙事詩Goal!は、おすぎさんも認めていた、最大級の娯楽映画です。
FIFAやプレミアのニューキャッスルが前面強力しているだけあって、「エニー・ギブン・サンデー」の迫力を参考にするために、オリバー・ストーン本人に教えを乞えたという“練習場のシーン”や、何と言っても大画面でみるスタジアムでの試合の試合は、まさに本物のスタジアムの興奮を感じることができる見事な絵作りです。
とくダネの小倉さんが「あんな走り方のドリブルで止められないなんてウソっぽい」と、知ったかのツッコミを入れていましたが、2002年のW杯の準決勝ブラジルvsトルコ戦のロナウドのドリブル~つま先シュートを幸運にも目の前で見ることができて、「えっ、止めればいいじゃん」という単なるドリブルなのに4人ほどの選手が誰も止められない姿を見たことがある人間としては、まったく気にならないです。
「何故、ニューキャッスルなのか?」というのは、プレミアでアディダスと契約している強豪チームは、実はニューキャッスルまで降りて(?)こないとダメだということに気づいて、妙に納得したけど、選手が履くために並べられているシューズが全てアディダスというのはちょっと違和感ありありだった(笑)
あと、エンドクレジットで流れるオアシスの「Who Put The Weight Of The World On My Shoulders?」も、ノエル絶好調な名曲なので、こちらも要チェックです。
いずれにしても、サカオタでも日本代表の試合をテレビで見る程度のサポーターもみんな是非とも大画面で見るべきのスバラシイ映画なので、是非是非映画館でチェックしてください。(スタジアムの空気感がスクリーンで見ないと伝わってこない気がするのです)