予定通り朝7時に起きて身支度をして7時40分にはホテルをチェックアウト。運良く京都行きの新快速に乗れ、8時15分には京都に到着した。日曜の朝の8時だというのに電車は満席で、通常の通勤電車とあまり変わらない状態だった。
朝8時に京都に来た理由は2つ。1つ目は当初予定していなかったが某社長のアドバイスに従い東福寺の紅葉を見ることにしたので、大変な混雑になるというウワサは以前から耳にしていたこともあり、京都での行動を効率的に予定をこなすためにも、まだあまり混まない時間に行ってしまおう!という考え。2つ目は京都に来たらやっぱりこれ! そう、イノダコーヒーの「京の朝食」が食べたかったからです。
本当は、本店か三条支店に行きたかったのですが、時間の都合もあって京都駅地下のポルタ支店へ。しかしそこはさすがイノダ。支店は違ってもお店のクォリティは変わりません。しっかりと京の朝を堪能させていただきました。
おなかもいっぱいになったところで、早速東福寺へ向かう。電車はさほど混んではいなかったのだが、駅に降り立ったとたん人の嵐。時間は9時を越えていたが、この時間に来ていておそらく大正解だったことを確信する。
駅から東福寺までの道のりもヒトであふれていて、当然お寺の中もヒトであふれかえっていた。前回来た時は1月の半ばの平日で誰もいない状態で、気温が3度とか4度でめちゃくちゃ寒くて、ちょっとツラかったけど、空気がピンッと張った感じがなんとも言えませんでしたが、今回はヒトだらけでその感覚をなかなか味わえなかったのが、残念といえば残念だったかもしれません。しかし、紅葉は見事で本当にすばらしかった。関西圏にお住まいな感じのおばさまが「今年はあったかいからダメだわ、もうちょっと冷え込んでたらもっと紅いのに・・・」ともらしていたが、私には十分な感じでした。それにしても、庭の造りが本当に見事です。東福寺の秋と春を制覇したので、次は春か夏に来よう。
東福寺を後にして「さてどうするか」と道端のカエデ(←結構見事なやつが多い)を撮っていると、な・なんとデジカメのSDカードが満タンになってしまった。まったく想定していなかった事態だったので、10時を越えていたこともあり、一度京都に戻ってSDカードを仕入れることにし、京都へ戻ったはいいが、どこに売っているのか分からない(汗)。地下街でカメラ屋をみつけ、たしかにSDカードは売っているものの、512MB以上のものしか品物として残っておらず、ここで出費するのもなんなので、とりあえず撮影した写真を整理して、河原町に行ったときにちゃんと家電屋で買うことにして、悩み悩んだ結果次は(ルート的にはかなり戻ることになるのですが)山崎の「大山崎山荘美術館」へ行くことに。
ここは安藤忠雄氏が建築した新館部分と、そこで観ることができるモネの「睡蓮」などの美術品が有名ですが、美術館のベースとなっている大正~昭和初期にかけて建てられた英国風の洋館とこれを取り巻く庭園のマッチングも最高でした。でもやっぱりモネの「睡蓮」には引き込まれるものがあった。ちょっとルート的にロスになったけど行ってよかった。
その後は、「とりあえず河原町へ行こう!」ということで、阪急に乗って一路河原町を目指す。そして、河原町に降り立ったところで、とうとう目にしたくなかった光景が・・・。そう、とにかくヒト・ヒト・ヒトなのである。四条の通りもヒトで埋め尽くされて、それはもう大変なことに。SDカードをニノミヤムセンでゲットしたはいいが、「嵐山とか行っちゃおう♪」などという思惑はふっ飛び、はてどうしたものやら・・・。
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