「それでもボクはやっていない」を観た

真摯な映画。

ほぼ日の対談で語られているように本当に丁寧に作られた映画。1つひとつの演技がとても“普段”として描かれていて、ボクらが生きている日常が非常に危なげな構造の上に成り立っていることを一層リアルに受け取ることができる。これだけ真摯な態度で来られると批判対象となる“国家権力”側も真摯に応えないと失礼だろう。
また、SEを全く使わない演出で裁判所をはじめ、すべてのシーンが臨場感があふれていて、この臨場感を体験するためにも映画館で是非とも観るべき。

あと、裁判官役を演じた大人計画の正名僕蔵さんの演技がよかったなあ。

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