サカマガの「天国と地獄」でセルジオ氏が海外組を呼ばなかったことに対して、「怒っています」とコメントしているけれど、そいった言いがかり意見に対して、とりあえず真っ当な意見を。
欧州組の招集、融合を急ぐ必要はない アジアカップは、ぜひ国内組中心で!
とすれば、7月のアジアカップも、当然、国内組中心で戦うべきということになる。
7 月は、たしかに欧州のシーズンはオフで、欧州組を招集することは不可能ではない。だが、欧州のクラブで戦っている選手たちにとっては、休養に当てるべき貴重な時期であるし、7月後半から8月初めには新シーズンに向けて欧州の各クラブが始動する。7月29日(アジアカップ決勝)まで代表に拘束されていたのでは、彼らが2007/08シーズンでポジションを失う危険もある。
近視眼的な、「長期的には我々は皆死んでいる」とケインズの言葉を額面どおりに受け取っている代理店的な人々はこれからも「海外組を!」と叫び続けるだろうけど、海外でプレーしている選手がポジションを失わず、国内でプレーしている選手、特にオリンピック代表世代がより多くの経験を積めるのだから、「海外組のプレーが日本のゴールデンタイムに流せない」以外の問題で何の問題があるだろうか。それとも、「ポジションを失う海外組」「国内組の経験不足&代表の世代交代の取り返しのつかない失敗」という結末を本気で望んでいるんだろうか。
と、渋い話ばかりしても仕方がないので、西部さんの「オシム式タイポロジーの考察」に則って、次のペルー戦のスタメンを予測。
- リベロ: 闘莉王(コンディション次第では中澤)
- ストッパー: 阿部、今野
- ボランチ1: 鈴木啓太
- ボランチ2: 遠藤
- MF1: 中村憲 (野沢)
- MF2: 相馬 (藤本)
- サイド: 田中隼麿
- ターゲット: 矢野
- セカンドトップ: 播戸 (寿人)
かなあ。自信ないけど。
というかホントオシ爺はその時のコンディション次第だから今から予想しても仕方がないね。
One thought on “長期的には我々は皆死んでいる?”