7月13日(日) 2008 J1リーグ戦 第16節
千葉 0 – 3 札幌 (19:03/フクアリ/12,494人)
得点者:2′ 中山元気(札幌)、13′ ダヴィ(札幌)、60′ ダヴィ(札幌)
彼らは、目の前の相手選手ではなく「降格」の2文字と対峙し、そして敗れた。
前半を早々と2得点を奪われたが、過去に0-2の場面から逆転負けした試合は幾つもあるので、ゲームが決まってしまったとは思わなかった(むしろ思わないようにした)が、キックオフ直後から、相手の前線からの激しいプレスに圧倒され、選手たちが萎縮していくのを見ると、その希望がかなわぬものであることが徐々に悟った。
これまで何度も、そして何処でも言われてきたことだが、縦への動きつまり相手に向かって仕掛ける積極性にまるで欠け、セーフティに行き過ぎる傾向が強い。特定の選手には失望感じることが多いし、ボールを持ったときだけでなく、守備の場面でも不可解なポジショニングでクビをかしげる。戸田が復帰すれば解決するのだろうか。
後半、巻と同時に投入された米倉はゴールが見えたら必ずシュートを放っていた。気持ちを前面に出ないものの(確かに守備面や見方の選手がボールを持った際の動き出しなどにはまだまだ課題が残るものの)「やるべきこと」を理解している彼のプレーの先に目指すべき答えがあるような気がしてならない。