J2:第28節 千葉 vs 栃木

9月26日(日) 2010 J2リーグ戦 第28節
千葉 2 – 1 栃木 (16:03/フクアリ/9,509人)
得点者:8′ 青木孝太(千葉)、17′ 青木孝太(千葉)、61′ リカルドロボ(栃木)

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対戦相手の栃木は木曜日にも試合があり、中2日での試合となり、コンディション面で千葉は圧倒的に有利な立場にあった。現在の千葉は「内容より結果」だから、内容や試合展開は正直首をかしげたくなるものだったが難しい試合で勝点3を手にできたことを素直に評価したい。

ここ数試合の得点の形であるサイドからの攻撃が奏功し、青木孝太の2つの得点を手にすることができた。2点目のヒールでの得点はアイデアがあり面白い得点だったが、工藤が粘ってアシストを記録したアレックスへのパスの起点になったことは忘れないようにしたい。

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しかし、栃木のスタミナが完全に切れた試合時間が70分を過ぎるころまで、(時には手を使ってまで千葉の選手を止めにかかった栃木のプレスに苦しめられ)特に前半2点目を取った以降も千葉は中央のスペースを経由してボールを繋ぐことができず、そのまま相手の裏を狙った攻撃が主体となってしまい、(伊藤大介がスタメンで出場しているのだから)今期トライし続けてきたサッカーの形が実現できなかったのは少し残念だった。

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「ディフェンスラインから中盤に早くボールを入れすぎてしまう」と勇人が試合後語ったが、確かに最終ラインの選手たちがボールを持つことを恐れて勇人が語るように前の選手にボールを渡してしまう面もあるだろうが、サポーターがすこし後ろでボールを回すべき局面でも選手を不用意にせかして、中盤の選手の心構えができる前にパスを出させてしまっている気がしてならない。

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近年その傾向が強まっている様に思うのだが、サポーターが審判に対して平気で不満を表すようになり、誤診かどうか疑わしい場面でも平気で審判に対してブーイングを飛ばし、試合後もゴール裏を中心にブーイングを飛ばしていたが、(確かに誤診の場面もあったかもしれないが)もう少し余裕を持って紳士の態度で審判のジャッジに対して接する様にすべきだと思う。

今日の様な礼節を欠いた蛮人の振る舞いでは、今後それに見合った対応をされ、最終的には自分たちが損をするのは間違いないだろう。

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