タワレコは国内版を売ればOKだから問題ないのよ

あらゆる輸入音楽CDに規制を?――危険な著作権法改正が進行中 (ITmedia)
法案を見る限り「中古ならOK」という抜け道があるようですが。そうはいっても・・・ですね。
> 音楽評論家の高橋健太郎氏が「さっき買ってきたのですが…」と取り出したのは
> スガシカオの『SMILE』の台湾還流盤。
> ディスカウントストアでは2000円程度で売られているそうだ。
> 「アジア版というと500円程度なんていう想像をされてしまうかもしれないが、
> そんなに安いわけでもない。ネット通販などでは2300円ぐらいで販売されている。
> そう考えると欧米からの輸入CDと大差ない。それを法律で禁止しなくてはいけないのだろうか? 
> しかも、還流CDは68万枚、輸入CDは6000万枚。“どっちを問題にしているんだ”という疑問が沸いてくる」
(中略)
> 「日本にも還流したCDが入ってくるかもしれない。
> でも、それは(海賊版と違い)最終的にそのレコード会社の収入になるわけで、
> (収入があれば)もっとたくさん日本のアーティストのCDをリリースできるようになる。
> そうしてマーケットが広がれば、最終的には日本の音楽業界に還元される」
普通に考えるとこの6000万枚が、そのまま国内版にスイッチする訳がないので、大きく見積もって1/3ぐらい国内版に移行したとしても、移行できなかった4000万枚分は、単に売上がなくなるだけの話。それはグローバルな視点で見たときに「まずいんでないの?」と思うのは私だけ?
結果が出てから、いくら外圧かけても、この法案を廃案にするのって結構大変だと思う。マジ後の祭りと思うのは私だけ?
しかも、この6000万枚分は、旧譜やインディーズや「買おうかどうか迷ったけど結局買っちゃったCD」のシェアが結構高く、この売上分をカバーしようと思ったら、レコード会社が持たなきゃならない人的コストって膨大になると思うのは私だけ?値上げでどう対抗しようとしても、さすがに3,000円以上は出そうとは思わないし、どうするのかね?
十分今の「先行発売商法」だけで国内版は売れていると思うんですけどね。しかも、もうiPodを手放せば解決する問題じゃなくなって来てますし・・・。

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