8月22日(土) 2009 J1リーグ戦 第23節
大宮 1 – 1 千葉 (18:04/NACK/12,656人)
得点者:32′ ネットバイアーノ(千葉)、62′ ラファエル(大宮)
「勝者が初めから決められていた日」だったが前半のロングボールを主体とした攻めに打つ手無しの試合展開だった。
この試合は「NTTドコモプレゼンツマッチ」。だから今日の試合で自分たちが哀しい想いをする覚悟は予めできていた。
NTTドコモは、アルディージャだけでなくJリーグにとっても「去られては困る存在」だ。単に1スポンサーという立場ではなく、スポーツビジネスにおける事業開発のパートナーであり、互いに利益があるのは誰の目から見ても明らかだ。
NTTドコモにしてみれば、彼らのテストケースは、(すでに地上波で取り上げられないマイナーな存在とはいえ)陽の当たるJ1の舞台でなければならず、ましてやそのNTTドコモがマッチスポンサーとなり、競技場内でさまざまなNTTドコモの販促行為が行われているその日に、大宮アルディージャの価値を下げ、NTTドコモの顔に泥を塗る事態になることになるとは到底考えられない。
そう考えればこの日に起きたことは何ら不自然ではなくむしろ自然であり、岡田主審は良い仕事をしたことになる。だからといって千葉が絶対的な被害者かといえばそうでもない。確かに不可解な笛が続きリズムは崩したものの、トータルで見てイーブン、前半においては完全に劣勢の試合だった。
こんな気持ちではダメなのかもしれないが、今日の試合に関してだけは、勝ち点1はまずまずの結果なのではないだろうか。
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