Jリーグプレシーズンマッチ 第15回ちばぎんカップ

柏 1 – 3 千葉 (13:00/柏/10,225人)
得点者:7′ 菅沼実(柏)、41′ 谷澤達也(千葉)、57′ 栗澤僚一(柏)、59′ 李忠成(柏)

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これを迎えなければ新しいシーズンがはじまらない、今年の千葉県の主を決めるちば銀カップが開催。チケットも売り切れ、両サポーターが日立台を真っ黄色赤に染めた。

トレーニングマッチとはいえ、千葉県ダービーでもあり互いのプライドのぶつかり合いでもあるこの試合は、負けず嫌いのミラー監督ということもあって勝ちにこだわるかと思えたが、結果は自身に課した課題を1つひとつ試していく「実験」のような試合だった。

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キックオフ後5分を過ぎた頃に、青木良(SB)と和田(CB)、深井(LSH)と谷澤(CF)がポジションを変え、相手のマークを惑わすトリックを仕掛けた、確かにそれまでの時間は昨シーズンによく見られた前線への放り込みを主体とした攻めの形で相手ゴールに迫ろうとしていたが、その後は細かいワンツーを織り交ぜ、ポゼッションの比率をやや高めた攻めの形を見せていた。

今日の試合で言えることは、こうしたポゼッションに対する意識の違いと、縦への早いパスでまず形を作ろうとする姿勢、巻がサイドに流れ巻を追い越す形で中盤の選手が前線での基点になる形などから、去年とは違うサッカーの形を目指そうとしているミラー監督の意志を感じ取った。

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前半は、前線の選手を中心に連動したプレスを掛ける事に成功していたが、新しい選手がピッチに送り込まれるごとに連動性は失われていったのは、昨年のチームのベースが今年も活きていることに安心したが、一方で大きな課題を抱えていることを認識させられたように思う。

今シーズンからの新加入選手たちを見ていくと、和田は攻撃面でクロスやドリブルなどこれまでになかった武器をチームに提供してくれそうな反面守備に課題を残し、アレックスは個人能力の高さを見せてくれたが連携面でぎこちなさが目立った。
途中交代で入った佐伯と中後は、勝敗がほぼ決しゲームの緊張状態が緩んだ状態だったため評価が難しいが、中後のフィールドを広く使おうとする(昨年の戸田を彷彿とさせる)長短のパスは、攻撃のオプションとしてチームの大きな武器になるだろう。

「実験」の結果に一定の成果が見られたものの試合に負けてしまったように、課題もまだまだ散見され不安も残るものに、開幕までの2週間で改善し、今期は開幕10試合までに勝ち点3を上げて欲しい。

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