極限状態過ぎて笑った。いつでも死ねた(笑)。
年賀状のネタを求めて黒磯までやってきたのですが、年賀状のネタの方は見事にハズしてしまって、やや自暴自棄気味になりまして、そのまま那須ロープウェーに乗ることにしました。はじめはロープウェーだけですぐ帰ってこようと思ったのですが、魔がさしてしまってオニツカタイガーのスニーカーという完全な軽装備でそのまま那須岳つまり茶臼岳の山頂まで登りました。海抜1900メートルの山です。茶臼岳。
茶臼岳は日本唯一の活火山ということで火口が名物?なので、「ここまできたならば!」と火口を見て帰ろうと思ったのですが、霧がひどく写真の様に数メーター先すら見えない状況で、(その上、山頂に設置されていた温度計を見ると3度を指していて、「3度かどうりで寒いわけだ」と思ってよく見たら氷点下3度だったという、笑えない状況下)数分間立ち止まっているだけでもすぐに凍えてしまう有様でしたので、おとなしくそのまま帰路に着くことにしました。
こんな状況なので登山している人はほとんどなく、数百メートル半径に渡って自分ひとりという生まれて初めての貴重な体験をしました。空気は最高に美味かったですが、「やばい。この状況簡単に死ねる。」とヒトは自然に勝てないことを心底痛感しました。今後は簡単に冗談でも「死んでやる!」とか言わないと誓うことにします。