A3チャンピオンズカップ2006:千葉 vs 大連実徳

8月5日(土)19:30/国立/17,052人
千葉 2-2 大連実徳
得点者:30’ ゾォジエ、53’ 阿部勇樹、57’ シュウティン、65’ 巻誠一郎

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前のガンバ大阪vs現代蔚山の試合、同じパターンで失点しつづけるガンバ大阪を見て、「こんなチームだったっけかな?」と少々さみしい想いをする。シジクレイがいれば結果は違ってたような。それにして異常に長く感じた90分間だった。

ということで、ジェフ千葉vs大連十徳の試合へ。サブのボール回し組みが、斎藤、水野、巻、藤田、勇人、羽生、要田とバックスタンド観戦者にとっては垂涎のメンバーと化していたことからもわかるように、工藤、ハース、楽山、中島浩司、岡本をスタメン起用した3-4-2-1の布陣で試合はスタートした。

レギュラーメンバーから大幅に変更があったもの、さほど違和感なくいつものサッカーを展開できていた。ガンバサポや他サポと思われる観客から「おもしろい、おもしろい、やっぱりジェフのサッカーはおもしろい」という声が漏れるほど、中盤においてのボールと人の動きはよかったように思う。しかし、ゴール前の連戦の疲れが明らかに見えるクルプニやもう1歩ブレイクの見られない工藤、楽山のところでテンポが緩んでしまい、相手ゴールを危険な状態に陥れることができない。
羽生や勇人の動きの偉大さをひたすら感じた。

Jリーグだと最終ラインでなんとか持ちこたえる局面も、気が付けば破られてしまう、相手を止めることが出来ないのが気になっていたら、やはり相手に先制されてしまった。
そうこうして前半を終え、後半を迎えたが、後半スタート時から、ハース、工藤に代え、巻、羽生を投入。アマル監督なかなか分かっている人である。

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ジェフの選手を止めることができない大連十徳の選手は悪質なファールを繰り返し、特に、明らかに、そして意図的に後ろからスライディングを仕掛けてくるのは、本当に嫌な気分になった。カードは出ても黄色どまりだし。そうこうして相手が1人減り同点に追いつけたものの、10人になった相手にカウンターは喰らうし、残り25分のあたりから非常に悪質な時間稼ぎに入り、線審のルールを無視したジャッジ(水野と羽生はほとんどオフサイドではない)に苦しめられ、国立で試合をしているはずが、気分的にはアウェイの地で試合をしている気分になった。確かにアジアで勝つ難しさを身を持って知ることになったが、なんとか引き分けで試合を終えたのは不幸中の幸いだっただろう。勇人が出ていれば、そしてペナルティエリア内でリスクを冒す勇気があれば勝てた試合だっただろう。

うーん、な引き分け「犬のA3生活」

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