京都・大阪の旅2005 二日目京都篇 その3

(ということでいきなり前回の続きから)

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その後は、宝ヶ池公園を歩いていると、おばあさんが孫に「比叡山見てみぃ、きれいやわー」というひと言が聞こえて突然比叡山に登ることに。宝ヶ池公園を徒歩で抜けて叡山電車「宝ヶ池駅」に行き「八瀬比叡山口」へ。叡山電車は味わい深くて超ステキな電車でした。八瀬比叡山口で降りる時に、電車に乗る際に「するっと関西(謎)」を機械に通し忘れて、自動改札を抜けられずに困っていたところ、駅長さんが親切にこのダメ客に対応してくれたのが、すごくうれしかった。

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しかし、実はこの時点で16:00を過ぎておりそろそろ日が沈む時間に。比叡山のケーブルカー駅にまでたどり着いたころには辺りも薄暗くなり、駅員さんの話では「もう上に上がってもダメだよ。そこの駅前のカエデの色が一番見事だよ」というアドバイスに従って、今回の旅はここまでにすることに。たしかに駅周辺のカエデの色づきは、一番深く見事で印象深いものだった。次回はこの続きから&大原三千院を目的に京都に来よう。
とりあえず来た道を戻る感じで、出町柳の駅まで戻ってそれから京阪で四条まで戻って祇園でお土産を仕入れることに。今回のお土産は「京都スーベニイル手帖」でチェックしていた「秋紅堂」の「四季絵麩焼」。薄焼きに京都の四季折々の絵柄が描かれたほんに雅な逸品でございます。

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ここのお店は、おじいさんとおばあさんの2人だけで切り盛りされていたのですが、私が購入する個数や組合せや袋の種類(選べないのに選ばせてもらったのですじゃ)を「やっぱこっちで」とさんざん変更したのに、まったくいやな顔ひとつせずに応対してくれて(むしろ喜んでくれてた気も)、「八瀬比叡山口」の駅員さんに続いて、ひとの温かみを改めて感じました。逆に、「東京って変な街」というのを改めて感じた、特に“商売がビジネス化してる感”とでもいいましょうか。あと、店の目の前の祇園通は人でごった返しているのに、15分ほど店にいたにも関わらず他に誰も入ってこない・・・(こんなにすばらしいお土産が売ってるのに)。ホント世の中はどんどん哀しい方向へ進んでいる気がしてなりませんでした。

とりあえずお土産も無事仕入れたので、恒例のカフェ巡りということで、前回のカフェ巡りの旅で行き逃した名店と呼ばれる「六曜社」へ。

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さすが名店と誉れの高いカフェだけあって雰囲気も最高!本当に来てよかったと思えるお店でした。でもいつも思うのは、東京には本当にこんな歴史的にも重みのあるカフェがないこと・・・。嗚呼、まだ見ぬ東京の名店探しを再開しなければ・・・。
その次は、今度は自分の買い物ということで、三条にあるTEMASという洋服やで絞り染めのシャツを1枚購入。満足な買い物。たしかに東京にもお店はあるけどそのことには触れないで(笑)。

その後は、適当に三条~四条をぶらぶらして、予約していた新幹線に乗って、
・名古屋を通り過ぎて
・名古屋で降りずに
・名古屋で名古屋を名古屋せずに
無事そのまま東京に戻りました。
総括としては、
・やっぱり人でごったがえしていて大変な目にあったので、平日にこよう。ピンと張り詰めたというか、ひやりとして凛とした(←パクリ)京都独特の空気感があまり味わえなかったので、かなりの反省。(ということで1~2月で2日ほど消える可能性あります)
・一眼で全ての写真を取り直したい。
・もうちょっと事前にちゃんと計画してから来よう。
といったところ。次は上にも書いたけど、もう一回冬に行って、今度は桜が見たいかも。
そうこうしてると会社をクビになりそうですが(笑)。

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