日本代表 vs オーストリア代表

3大陸トーナメント
9月8日(土)3:30/オーストリア・クラーゲンフルト
日本代表 0-0(PK3-4) オーストリア代表

前半から柏レイソルのようにオーストリア代表がきっちりとプレスをかけてきただけあって、アジアとは違いなかなか前線にボールを運べないシーンが続いたが、欧州のアウェイの地において、成長途中でまだまだ若い相手だったとはいえ、これだけ主導権を持って試合運びを行なえたのは驚愕に値すると思う。

だってドイツW杯の開催前にはほぼトップコンディションの状態でボスニア・ヘルツェゴビナになんとか引き分けたぐらいですから。先日独W杯のクロアチア戦のビデオを見たが、いやー酷い。酷すぎる。これでよくW杯出れたな、という具合なので機会があれば見比べて欲しい、今がどれだけ洗練されたサッカーをしているのか確認できますので。

相手DFが185cmを超える大型選手だとしても、貴章にはもう少し「役割」の面で頑張ってもらいたかった。調子が上がってきているだけに巻の方が「役割」がこなせる分機能するように思えた。
試合は日本の決定力が問題になっているようだが、(これはオーストリア代表の方が深刻な問題だけど)決定機が作れていないことが何より問題だろう。ゴール前残り16mに近くなればなるほど、大胆になっていいと思う。高原がクローゼの「キーパーを狙ってシュートすれば入るよ」というアドバイスを受けてから覚醒したと言い伝えられているように、相手キーパーがはじいたボールを誰か押し込めばいいぐらいの感覚でいいのではないだろうか。特に欧州の選手が相手だと俊敏性はこちらの方が上回るので、結構合理的な考えだと思う。

選手交代については、両SBというかWBが疲れてきたときに、4バックから3バックに切り替える交代策が阿部が不在ということもあって使えなかったのが痛い。というか憲剛ではなく今野だろう、と爺にはツッコミ入れたくなったけど、まあ仕方がない。早くオリンピック予選など終わって、安田や内田や中村北斗をA代表に呼び寄せれば一気に問題が解決しそうな気もしなくもないので。

何はともあれジェフの選手はリーグ戦もあるのでもう日本に帰ってきて欲しいな、なんて。

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