J1:第3節 千葉 vs 鹿島

3月17日(土) 2007 J1リーグ戦 第3節
千葉 3 – 3 鹿島 (16:03/フクアリ/14,814人)
得点者:’23 マルキーニョス(鹿島)、’24 羽生直剛(千葉)、’27 水野晃樹(千葉)、’40 中後雅喜(鹿島)、’46 ジョルジェビッチ(千葉)、’55 マルキーニョス(鹿島)

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鹿島もベストな布陣を組めないという事情もあって互いに点を取り合う試合展開に。
中後が上手くボールをキープして、いいパスが出てきていたのでいやな感じはしていたけど、やっぱりその中後のフリーキックで決められて勝ち点2を失う結果になった。

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今日もマークの受渡しの対応が一瞬遅れることで、相手にフリーな状況でクロスを上げさせてしまっているように思った。寄せがもう一歩踏み込めなきゃいけないみたいだ。枚数は足りているんだから本当にもったいない(パスの意志が統一しておらずそのまま失点してしまったシーンもあったし)。特に、マルキのオフサイドのシーンは一番崩されていただけに、記録には残らなかったけど大きな課題は残った。

とはいえ前節に比べかなりの収穫があったので見通しは少し明るくなった。チーム全体で攻めの時の連携は向上しつつあるように思う(その影には羽生のただならぬ尽力があるのだけど)。ただ、まだまだ全員のイメージが一致していなく「本当のムダ走り」になっている点は改善して欲しい。また、中2日の水野は得点のシーンで象徴するように、逆のサイドからクロスが上がってきている時にペナルティエリア内にいるようになり、実際に結果に結び付けられたのでよかった。

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それよりも驚いたのは、水本の(マルキに対する腰を落としてのディフェンスする姿には目が潤みましたが)攻めに対する姿勢が向上していてよかった。自分でボールを持つと阿部やストヤノフのようにフィニッシュに繋がるプレーまで攻めあがっていたし、ロングボールや狙いのあるパスが何本も意識的に出ていたようで1週間ですごい成長をしたように感じてしまった。去年のいい時はまるでウィングバックの選手のプレーをしていたこともあったし、このまま最終ラインからの組み立てのスキルを磨いて「危険な選手」になっていって欲しい。

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朴は「できる子」なんだってことがよくわかった。縦へのドリブルは相手選手は本当にいやだと思う(しかも水野が下がった後の選手として現れるわけだから)。
それにしても岩政の巻に対するファールはあり得ない。巻の腰にニーパット決めてるし、プロレスでした完全に。審判は見てないしね。

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