【ヤマザキナビスコカップ】柏 vs 千葉

5月31日(土) 2008 ヤマザキナビスコカップ
柏 1 – 1 千葉 (16:01/柏の葉/8,644人)
得点者:44′ レイナウド(千葉)、78′ アレックス(柏)

P5310927

新居のポジションはセンターハーフだった気がするのは気のせいか。

後半、千葉の選手の足が止まりがちになり、前線と最終ラインとの間隔が間延びしていると、ミラー監督が猛然とテクニカルエリアへ駆け出し、両腕をちょうど前習えの格好で突き出し、それをぶるんぶるんと左右に振った。つまり「コンパクトにラインを保ちつつ動け」という指示をオーバーアクション気味に出していた。そして、両手をグルグル振り回し「気持ちを高めろ、声を出せ」という指示を出していた。熱い。

ワントップのレイナウドを残し、残りの選手がコンパクトでタイトな守備を展開していて、特に前半については、柏のフィールドプレイヤーがほぼすべて千葉陣内にいたにもかかわらず、あまり混乱することなく、特にマークの受渡しはスムーズに対応できていたと思う。そして、攻撃の局面でもチャンスの際には、適切な人数で組織的な攻めの形ができていた。ようやくJ1で戦える兆しが見えてきた。

Jリーグに対する知識が不足しているミラー監督が、Jリーグのレベルを低く見積もらない為にも、今日のような相手と戦うことができて非常に収穫があったように思う。ただし、今後いくら香港でのプレー経験がある監督とはいえ、高温多湿のこれからの時期は想像を絶すると思うので、その辺りの対策はスタッフに上手くサポートしてもらいたい。特に、まだ2試合だが交代策については消極的である可能性があるため、控え選手のマネージメントについては特にケアが必要になるだろう。

しかし、この試合は柏の選手について触れないわけにはいかない。まずフランサ。ブランクを感じさせない別次元のプレー。スタジアム中のすべての観客がフランサのプレー1つひとつに引き込まれていたことは間違いない。ポポ、アレックスとのブラジル人トリオを中心とした攻めはJ最高クラスだろう。失点してしまったがこの攻撃に相対したことは課題が顕在化した意味で非常に収穫があった。そして、新居のヘディングシュートを片腕で止めた菅野。ミラー監督も賞賛していたが、あの至近距離でしかも新居が狙って足元にたたきつけたヘディングを手で反応してしまった。そりゃ南がポジションを奪われるわけだ。

2 thoughts on “【ヤマザキナビスコカップ】柏 vs 千葉”

  1. Pingback: Tapinradio Crack
  2. Pingback: Photoshop Discount

Leave a Reply

Your email address will not be published.

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>