チャリをこいでフェスに行ってきた

■sonarsoud tokyo 2004
世界でもっとも先進的なフェスティバル「sonarsound」のサテライト・フェスティバルということで、期待を胸に参加してみたが、単なる中バコのクラブイベント(1日目)と、YMOの再結成ライブ(2日目)だった。
初日は大混乱で、2会場をつなぐ唯一の導線の途中に案内板を表示して、道をふさいでしまったり、会場中がゴミだらけになってしまっていたが、2日目には「さすが日本人!?」と、その2点とも改善されて、多少は過ごしやすくなったけど、それでもやっぱり不満の残るところは何点かあった。
特に、客の誘導面においてド素人丸出しなのは結構痛かった。
特に、Labの入口の係員は、Fonicaの演奏をやっているのに「奥につめてくださーい」とうるさく雰囲気ぶち壊しだった。つか、君(の上)の仕切りが悪いからこうなってるのだよ、と説教したかった。「そういう前に、客席後方に柵で入口と逆側の壁までたどり着ける道を用意して、逆に入口には、手前に入りにくくする柵を立てて、どんどん人が奥にいける、そんでもって人が循環できるようにしないとダメだよ」、と思っていた。
Human Audio SpongeのHallもそうだが、中に人がどれだけ入っているのかを把握せずに人をどんどん入れたり、入場規制をかけたりするのは、フラストレーションを感じるし、何より生命の危機を感じる。(ちょっと本気)
演奏の方は、
・フミヤ
・インタビューを受けているジェフ・ミルズ
・ワタナベ ヒロシ
・スケッチショウと坂本龍一(Human Audio Sponge)
が、よかった。
台風の影響で名古屋で3時間の足止めを喰らっていたレイ・ハラカミは、踊れるセットじゃなかったので、ちょっと消化不良な感じになってしまった。もう1段階サービス精神があってもいいと思う。当然DJプレイにおいてだけど。MCでサービスしてもらったのはうれしかったけど、そりゃちょっと違うのだ(苦)。
スケッチショウと坂本龍一は、当日の客の年齢層を大幅にアップさせていたYMOヲタの方々が、相当ウザかった。自分の荷物のボブルビーのバッグをフロアに持ち込んだり(クローク500円で使えるのに)、3人の登場後、何度も「教授~!細野さ~ん!幸宏さ~ん!」と掛け声をかけ続けるし、YMO時代の曲をHuman Audio Sponge風にアレンジして演奏するとミョウな雰囲気になってるし・・・。
こりゃ死んでも「YMO」って言いたくない、3人の気持ちがよく理解できた。

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