裏参道ヒルズ

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山形浩生氏が表参道ヒルズをこき下ろしつつも、裏通りを褒めていたのが気になって、写真を撮りに行って来た。

全体に安藤忠雄のかけらもない感じで、あんた何してたの? ただ、唯一見るべき価値があるのは裏通り。裏は思いっきりコンクリうちっぱなしで、対面にある別の安藤建築とうまく調和して、ついでに学校ともちょっと連続した感じでうまく町並みっぽいものが形成されている。惜しむらくは、裏は通路や階段がメインで、いまいち訴求力が薄いんだが、まあ仕方ない。その分人通りも少なくて吉。表参道ヒルズではなく、裏参道ヒルズと呼ばれるべきでしょう。

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宝塚にいった

そういえばこのあいだ宝塚に行ってきた。宝塚といっても有楽町の東京劇場の方である。
他のお客さんの格好が、「ここは地方のイオンか?」というカジュアルっぷりと、常連のお客様たちの不意を突かれる拍手と、明治大正時代から進歩のないパンフレットのデザインには度肝を抜かれたが、それ以外はそんなにオドロキってなこともなかった。
演奏はオーケストラの生音だし(アンプに音を通すのはちょっと反対。チープに聞こえる。)、何度も衣装換えしたり、一度に100人ぐらいステージに上がったりすることを考えると、1公演2部構成の2時間半だし、かなりサービス満点で相当おトクだった。
個人的には、「これぞ宝塚!」という「タカラヅカ絢爛II -灼熱のカリビアン・ナイト-」がよかった。わたしは羽が大きくなることに違和感を感じないぞ!>(誰)
常連さんたちの醸し出す敷居の高い雰囲気には、ちょっと居心地の悪さを若干感じたけど、これまでに見る側と演じる側の需要と供給のバランスの取れた世界もめずらしいかも?(他には「永ちゃん」の世界ぐらい。)また機会があればお邪魔したいだぎゃ。
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トイレの案内表示もちょっと「男役」っぽい。んなもんで、ちと入るのにためらい(笑)。