クロアチア戦の感想

オーストラリア戦にコメントしたからには、ということでクロアチア戦の感想。
後藤健生さんの感想(ニュースさかさめがねポッドキャスティング)どおり、欧州予選無敗の中堅国相手に引き分けた、また、自国開催以外で初めて勝ち点1を得た、というのは素直にすごいことだと思う。
こちらの悪さよりも相手の悪さの方が目立つ試合で、やはりクロアチア国内で言われているようにモドリッチが、クラニチャールの代わりにスタメンだったら結果は0-2ぐらいだったと思う。(クラスニッチの調子もそういえば悪かったな。)
ジーコ采配、特に選手交代に関しては、「中村・・・、柳沢・・・・」という点以外は納得のいく采配だったかと。大黒の交代はもう5分早くても良かったと思う。まあ、個人的な望みとしては、巻が見たかったのと、3バックで三都主がガマンして左CBとしてガンバっているのを目の当たりにしてしまうと、3バックにシフトできるフレキシブルな布陣でスタートできたらね、という結果論をついつい口にしてしまう。
(ジェフの4バック→3バック→2バック→1バックと当たり前に変化するのに慣れちゃってるから)
ブラジル戦は巻と遠藤と中田コが出場して、巻が河野(謎)みたいに活躍してくれるとうれしいのですが。まあ、それよかクロアチア戦の中田英のように、「どう負けるか」が大切だよね、やっぱり。

ついに来たねえ

悪い予感的中、か。残念ながら采配ミスですね。
後半のチャンスで決められなかったことと、柳沢に代えて小野という不可解な采配。
素直に、柳沢と大黒、中村と遠藤、という采配が見たかったなあ、と。
さて、この相手を倒して次の予選を勝ち抜かないと行けない訳で。

5月に買ったCD

訳あってマイ iPod 60GB が大破したため各作品とも聴き込めてないので、いつもよりも増して参考にしないでください。このトピを書きながら初めて聴いた作品もあったりするわけで・・・。
SCALE / HERBERT
ラフでポップで聴きやすい作品。こういうのが1枚あるといろいろと便利。(深夜作業のお供とか)
Stadium Arcadium / Red Hot Chili Peppers
2枚組みだといろいろと聞き込めない訳で・・・、という訳ではないですが、あまりに聴き込めていないので評価下せず。
The Back Room / Editors
どう聴いてもインターポール。インターポールにしか聴こえないけど、彼らのステージを観るために(あとラプチャーも)サマソニに行きたくなったのは確か。
Broken Boy Soldiers / The Raconteurs
「ホワイトストライプスの・・・」といった単なる企画版でない骨太新人バンドの見事なデビューアルバム。フジのステージは必見。
わすれもの / レイ・ハラカミ
非常に「レイ・ハラカミ的な」音を集めた未発表曲集。曲の構成が「すなお」な分リラックスした姿勢で受け入れることができる気がする。
ON / BOOM BOOM SATELLITES
ハイ・クォリティなライブ・パフォーマンスと反比例して、どうも自分のなかで消化しきれない作品が続き、彼らに対して正直諦めを覚悟しつつあったが、そんな迷いを吹き飛ばす快作。世界(特にUK)がどう反応を示すのか興味深々。
Trans Canada Highway / Boards of Canada
前作「The Campfire Headphase」の世界観が踏襲されたミニ・アルバム。引き続き最上のチル・アウト感を提供してくれる。
Sound by iLL / iLL
実験作の域は出ていないけど、何を目指したか(模索したか?)という目的はハッキリしている作品。こういう作品を出したくなる(出さずにいられなくなる)気持ちはよくわかる。ただし、近年のアンビエント第2波(Boards of Canada, Mum など)の中では目立つ存在にはなりきれていない。

Riot City Blues / Primal cream

よくも悪くも前評判どおりの作品。ただし、ライブ栄えする曲が揃っているので、次のステージはたのしみ。“ロックス”的なリズム多しだし。
 

2006 ヤマザキナビスコカップ 予選リーグ第6節 千葉 vs 清水

5月21日(日) 2006 ヤマザキナビスコカップ
千葉 1 – 0 清水 (15:00/フクアリ/12,298人)
得点者:’80 山岸智(千葉)

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  • 前節から中2日(対する清水は中3日)
  • 阿部の累積警告による出場停止、巻の不在、結城のケガ
  • ハースが不調

という状況がそのまま出たなあ、という苦しい試合だった。
ともあれ、去年であれば阿部がいないだけで「遠い目」になっていたものだが、照りつける太陽を見て、「体力が不安・・・、ハースとプニ」と思う以外はたいした不安は抱かなかった。ほんとうに「みんなたくましくなったなあ」と。
あと去年は「羽生が死んでしまうから」とその激しすぎる運動量から毎試合交代を余儀なくされていた羽生がフル出場を続けているだけでなく、最後の1分まで走り続ける姿に更なる感動を覚える。

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試合の方は、お互いに「微妙なオフサイド」と「微妙な判定」を計2つずつ分け合い、また、決めるべきところを決められない展開が続き、後半40分まで緊迫した状況が続いた。
今日の試合ドイスボランチは、坂本と勇人のコンビだったが、坂本が最終ラインに吸収されることが多く、両サイドと羽生とクロプニコビッチが競った後のボールをジェフ側が上手く拾えずに相手に攻め込まれる、という展開が個人的には気になったが、後半40分にハースと山岸が「そこまで崩す必要があるのか?」というコンビネーションで、最後は山岸が相手GKをかわしてようやくゴールを決め、そして試合を決めた。

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「巻がいないことに慣れなければならない」というオシム監督の言葉が身にしみた試合だったが、僕らはどうすればよいのだろう?水本のFWコンバートに期待!?(笑)。
それにしても準々決勝フクアリ平日開催ってどうよ?(泣)

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ちなみに審判は家本氏だったが、カードもあまり出さず、アドバンテージを積極的に取って試合を運行ていた。ハースの“モロなハンド”に苦笑いする人間らしい一面も見せてたし。

で、誰が走るの?!日本代表

ジーコ監督明言!玉田 W杯当確 / スポナビ

玉田を先発起用する理由を問われたジーコ監督は「この試合で、感覚や自信を取り戻してほしい。(W杯メンバーを)選考する時期なら、あまりこういうことはしないけど、今は(若手FWを見るよりも、玉田が)代表でどれだけできるか」と、すでにW杯メンバーに入れていることを明かした。

大方の予想ではW杯メンバーというのは、
 GK: 川口
 DF: 中澤、宮本、加地、中田浩
 MF: 中田英、福西、中村、小笠原
 FW: 久保、柳沢
 サブ: 玉田、三都主、高原、小野
だと思うのですが、オーストラリアやクロアチアは、フィジカルの優位性を生かした後方からのロングボールを多用した戦法で間違いなく来ますが、この中でいったい誰が、“ロングボールの出所を押さえる”、“プレッシングをかけてマイボールにする”動きを担当するのでしょうか?
某誌で評論家の皆様が「ポゼッション60%を超えない限り無理なサッカー」と表現していましたが、全くもってその通りの結果に向かってます。福西ひとりじゃ無理だって。ヴィエラじゃないんだから。今ならまだ間に合うからもう1度ジーコに考え直してもらいたいですね。
本当にテレビに出ている解説者(?)の方々が選出するメンバーには辟易っすよ。前回のW杯では、鈴木隆、戸田、明神といったメンバーがいたよね。なんで誰も問わないのかね?
あと、いくらジーコがいるとは言っても、ブラジル戦は日本から勝ち点3を挙げる必要になった場合、審判団はおそらく北中米またはアフリカの審判団が担当して、PKを献上しなきゃいけなくなるから淡い期待は抱けないと思うし。

アディダスの本国版+10)のCMがおもしろい件について

IMPOSSIBLE TEAM

impossibleteam.jpg

日本の俊輔とデルピエロのバージョンとは比べ物にならない程おもしろい!(まあ予算の違いがありすぎるから仕方ないと思いますけど)
ホント、子どもの発想ってそうだよな、ということを思い出す(選手取りすぎちゃってデフォーがキーパーだし)。
ちなみにCMは、IMPOSSIBLE TEAM ? のコーナー入口[ENTER NOW] から入って、後ろのバラックの看板や[ZUM FILM] のメニューなどから見ることができます。(30秒と60秒のバージョンがあり。[PARTIDO] では試合のバージョンを見ることができます。)

via. アディダスのドイツ語ページで見れるImpossible Teamの動画 / SOCCER UNDERGROUND BLOG

5/9追加: 日本語版のホームページもありました。

京都老舗店舗マップ

老舗モールマップ

Google Maps を使った京都の老舗店舗情報提供サイト。
観光スポット情報はないので、これに寺院やカフェなどの観光スポットの情報を足したマップサイトが欲しいですね。

このサービスでは、「京の逸品 老舗モール」に出店している老舗店舗を地図上にプロットし、住所や電話番号、営業時間、定休日などの関連情報を提供します。また、auの携帯電話端末と「EZナビウォーク」機能で連携できるため、京都の老舗店舗を手軽に散策することが可能です。サービス開始当初は、約90店舗を掲載。随時、掲載店舗を増やしてまいります。

2006 J1リーグ戦 第12節 横浜FMvs千葉

5月6日(土) 2006 J1リーグ戦 第12節
横浜FM 1 – 1 千葉 (15:04/日産ス/32,073人)
得点者:’27 山岸智(千葉)、’87 清水範久(横浜FM)

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終始横浜に圧倒され非常に苦しい展開。うー、本当に苦しかった。

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やはり連戦の疲れが溜まっているようで全体的に動きが重く、特にクルプニコビッチのところで複数の相手に囲まれることでボールを奪われ、高い位置でボールをキープすることができず、なかなかいつものボールを追い越す動きが作り出せなかった。
相手に攻め続けられるという展開もあってか、今日は水本がとても光って見えた。全体的に粘り強く相手についていくディフェンス、カラダを上手く使って自分のボールにする動きがとてもよかった。ジーコ、左サイドバックとして呼べばオモシロイのだが。(かなり大胆すぎる発想ですが。)

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失点の場面は、やはり誤審だと思うが全体的な内容を見れば、負けでもしょうがなかった内容だったと思うので、受け入れざるを得ないだろう。ただ、斎藤へのイエローは帳消しにして欲しい。誤審だから。
まあ欲を言えば、ロングボールの出しどころを潰す為中島が入った後のチャンスのうちのどちらかは、巻に決めて欲しかったかも。
これからかなり長い中断期間に入るが、ナビスコをしっかりトーナメントに進めて、中断開けのガンバ戦でガツンと勝利を飾りたい、よね。

4月に買ったCD

GW期間中ですが、4月に買ったCD。3月が1枚だけだったのでちょっとだけ意識的に購入してみた。
At War With The Mystics / The Flaming Lips
The Soft Bulletin の方がいいなー」とどうしても思ってしまう。
リフレクション / 畠山美由紀
持ち直してきてはいるものの、S氏との離別は痛い。
Eye to the Telescope / KT Tunstall
今年のフジに出演するアーティスト。オーソドックスなタイプだけど、その点安心して聴ける。フジでもステージをチェックすることにしよう。
You See Colours / Delays
M2のValentine がよくてアルバムを購入したが、アルバム全体としてはちょっと物足りなかったかも。
C-46 / InK
日本のテクノの生き字引2人が組んだとあって、やはり手堅い。手堅すぎるほど手堅い。
AIR’S NOTE / Takagi Masakatsu
以前にも言ったけど、最高。
today / JUNKIE XL
前回のコンセプチュアルなアルバムが良かっただけに、今回の作品は散漫なイメージを受けてしまった。ただしあまり聞き込んでいないので、参考にならない意見かもしれませんが。

2006 J1リーグ戦 第11節 千葉vs浦和

5月3日(水) 2006 J1リーグ戦 第11節
千葉 2 – 0 浦和 (16:03/フクアリ/17,438人)
得点者:’73 巻誠一郎(千葉)、’89 中島浩司(千葉)

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試合前は浦和による虐殺ショーも覚悟していただけに、試合結果はオシム監督も言うように“意外な結果”だった。試合開始から意外にもジェフペースで始まり、オフサイドながらも相手ゴールに何度も迫り“勝ち点3”に対する期待が高まっていった。
もっと浦和に完全にやられるかと覚悟していただけに、ちょっと拍子抜けした。千葉とは正反対で能力の高い選手が集まっているにもかかわらず“チームとして”プレイできていない印象を強く受けた。そこはやはり他の試合との違い「鈴木啓太がいない」というのが大きく影響していたのだろう。

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また、小野は試合に出れる状態じゃまだないなー、という感じ。ボールを持っても裏を狙ったロングパスしか狙わないという単調なプレーで、そのロングパスも前半平川に“それは見事な”ロングパスが1本通っただけで、あとは怖さを感じないパスばかりだった。また、ドリブルで仕掛けてくる回数も少なく全体的に怖さが足りないとともに、浦和のチームバランスを損なわせているように思った。ボールを効果的なポジションでキープできない(しないのかな?)、つまりタメをつくれないし、ボールをもらう動きもなんかイマイチな気がした。日本代表サポの立場としては、W杯まで時間がないのでなんとか復調してもらいたいものだ。(といってもW杯あまり興味があまりないけど)

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それにしても先制点は、立石→巻が競る→羽生がこぼれ玉を自分のボールにする→巻に当ててクルプニコビッチへ→クルプニコビッチから前線に飛び出している勇人へ縦の浮き玉のボール→勇人がお腹でポストプレイ→巻が“足で”ゴール左隅へ決める、という一連の流れで奪ったゴールは、ここ数年のジェフを知る者としては、なんとも感慨深いゴールだったろう。(いやー、改めてテキストにすると本当に巻の成長を感じるゴールだった)

また守備面では、ワシントン相手に仕事をしたストヤノフと斎藤はもちろんのことだが、阿部と水本が見事な連携と粘り強いプレーでポンテと小野を自由にさせなかったのは本当によかった。また、闘莉王のマーク役が巻になっていて、闘莉王が攻め上がる度に巻が自陣に下がり、終盤は阿部よりも後ろに位置するシーンが目立ったが、こういった献身的な姿には本当に頭が下がるばかりである。

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さあてこれでジーコは今度のキリンカップはどう出るのかな? これでも“小野と福西”なのか? 今日の試合はNHKによる地上波での全国ネットの試合だったが、この試合を見た視聴者からももう一度問いただしてもらいたい、というのはジェフサポの単なるわがままだろうか。